「ヒステリック」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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ヒステリック(Hysteric)

「ヒステリック」とは「感情を制御できない興奮状態のヒステリーに陥っている事」です。ちょっとした事でも興奮して手が付けられない人っていますよね。コンビニや飲食店の店員に怒号を浴びせる客、まるで子供のように駄々を捏ねる大人、恋愛になると感情の起伏が激しくなる等々が所謂「ヒステリックな人」で周囲に迷惑を掛けている自覚があったとしても抑える事が出来ないのです。ですから病気として神経症という扱いにもなります。

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ヒステリックの意味とは

「ヒステリック」の意味は以下の通りとなります。
(1)感情が爆発し喚いたり泣き叫ぶなどヒステリーを起こす事。またそのような状態の人。
(2)異常に興奮している状態。興奮や不安の感情を自分で制御できない状態に陥る事。
(3)「ヒステリカル」(hysterical)も同義。
「ヒステリック」は英語表記「hysteric」で直訳すると「ヒステリー状態」「極度の興奮や不安状態で感情コントロールができない」となります。日本でも同様に泣き叫んだりといった異常に興奮しているヒステリー状態を「ヒステリック」や「ヒステリカル」と言います。厳密には神経症の一種として興奮状態の「ヒステリー」を起こしているのが「ヒステリック」ですが、通常は比喩やネット用語・若者言葉的なニュアンスとして軽い興奮でも「ヒステリック」や略して「ヒス」や「ヒスる」といった使われ方をするのが一般的です。また感情がコントロール出来ないのは女性の方が多い事から、自己中心であったり興奮して手が付けられないのを「ヒステリック(な)女」「ヒス女」「女のヒステリック」ともなります。

ヒステリックの由来

「ヒステリック」の由来となる「ヒステリー」の語源は紀元前460年頃のヒポクラテス時代に遡り、ギリシア語「子宮」という言葉が始まりとされます。当時は「ブリッケ病」と呼ばれ、感情が爆発する状態になるのは20代〜30代の女性が多い事から「子宮」を意味する語が付けられました。

ヒステリックの文章・例文

例文1.学生時代はなぜか彼女は決まってヒステリックな性格だったので、それが幸いして我慢強い性格となり社会に出ても理不尽な出来事の耐性がついてしまった。
例文2.ワイドショーに出演する元議員やコメンテーターやお笑い芸人はどいつもヒステリックばかりだが、これが全てプロデューサーの台本通りに演じているならお見事だがそれでもイラッとする。
例文3.昨今の乱高下相場で大金を失いヒステリックになって荒れ狂う者の動画を観ながら飲む酒は最高に美味い。
例文4.コンビニでバイトしていた時はヒステリックな客が多かったが、そういう客ほどサラダや健康食品を購入する事が多くて面白かった。
例文5.渋谷のハロウィンにわざわざ田舎から参加する若者を見ると、この人達はヒステリック予備軍か願望を抱いている奇特な人にしか見えない。
「ヒステリック」を使った例文となります。

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ヒステリックの会話例

  • ほら、また怒った。そしてキレる。ちょっとは冷静になれよ。

  • まるで私が原因みたいに言わないでよ。ヒステリックになるのも理由があるのよ。

  • だからって些細な事でヒステリックを起こされたら、こっちがイライラする。

  • とにかく二度とヒステリックって言わないでよ。それは全女性を敵に回す禁句だから。

互いに我慢を知らない夫婦喧嘩の様子になります。

ヒステリックの類義語

「ヒステリック」の類義語には、「不機嫌」「むかっ腹」「ヒステリー神経症」「やけくそ」「パニック」「激怒」「癇癪」「テンパー」「クレイジー」「短気を起こす」などの言葉が挙げられます。

ヒステリックの対義語

「ヒステリック」の対義語は厳密にはありませんが、強いて挙げるなら「気長」「呑気」「辛抱強い」「我慢強い」「のんびり」などの言葉が挙げられます。

ヒステリックまとめ

「ヒステリック」は感情が抑えられず異常に興奮している「ヒステリー状態」です。正しくは未熟な性格の人が不満等々に感情爆発する神経症という扱いで特に若い女性に多い症状とされますが、現在はネットスラングとして多少の興奮でも敢えて「ヒス」や「ヒスる」と自分や相手に用いる事が増えています。

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