「ピーターパン症候群」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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ピーターパン症候群(Peter Pan Syndrome)

皆様は「ピーターパン症候群」という言葉はご存知でしょうか?「ピーターパン」というメルヘンな名前に、「症候群」という不安になる言葉の組み合わせで少し不気味さを感じますね。今回はそんな「ピーターパン症候群」について徹底的に解説していきます。

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ピーターパン症候群の意味とは

「ピーターパン症候群」とは年齢としては大人になっているが、精神面で大人になりきれていない男性のことを指します。別名「ピーターパンシンドローム」
具体的には仕事に対しても責任感がない、感情的になりやすい、ずる賢いなどと、一般的な「大人」のルーツや常識に適用できない人たちになります。
「こども心」とは違い、純粋であるというより、世間的には排他的に扱われるほどの子供っぽさが残っている症状になります。また異性に対して異常なまでの理想像を描いていることが多く、現実的な恋愛もコミュニケーションが苦手なため厳しいとされています。
症状の原因は親の過保護に依存しすぎた経験や、幼少期の虐待、様々なストレスによって脳の成長機能が障害を起こしていると考えられています。

ピーターパン症候群の由来

「ピーターパン症候群」とは、アメリカの心理学者ダン・カイリーによって1983年に発表した著書『ピーター・パン シンドローム』から概念が生まれました。
「ピーターパン」はディズニー映画でもあった大人にならない子供だけの国「ネバーランド」に住む少年のことで、こどもの象徴として良く出てきます。
反対の言葉として、同じくダン・カイリーによって提唱されたもので「ウェンディ・ジレンマ」というものがあり、これは夫や恋人に対して母親のように振る舞う女性として定義されています。
「ウェンディ」は「ピーターパン」の物語に出てくる女の子の名前になります。

ピーターパン症候群の文章・例文

例文1.ピーターパン症候群は名前はポップだが、深刻な社会問題として捉えられている。
例文2.職場の上司の行動や様子を見ると、ピーターパン症候群に当てはまることが多い。
例文3.細かい点でみれば、私もピーターパン症候群にとして扱われるかもしれない。
例文4.彼の異常な女性に対する執着心は、もしかするとピーターパン症候群だからかもしれない。
例文5.ピーターパン症候群には特効薬は存在しない。
「ピーターパン症候群」は症状を表す言葉で、基本的には男性に限定します。

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ピーターパン症候群の会話例

  • どうしたんだい、ひどく腹を立ててる様子だけど。

  • うちの同僚が許せないんだ!仕事を任せたのに責任逃れをいつもするんだ。信じられないよ!

  • もしかするとピーターパン症候群かもしれない。もしそうだったら理解して接するしかないよ。

  • そうか、、、まずはピーターパン症候群について調べてみるよ。

「ピーターパン症候群」を用いた友人同士の日常会話です。

ピーターパン症候群の類義語

「ピーターパン症候群」に関連する言葉として、「アダルトチルドレン」「モラトリアム」、反対語で「ウェンディ・ジレンマ」があります。

ピーターパン症候群まとめ

今回は「ピーターパン症候群」という言葉について詳しくご紹介していきました。
だれしも好きなことをして生きていき、何事にも楽しむというこども心は持ち続けたいと思っています。
しかし、転じて責任逃れや自己中な自分になり、他人に大きな迷惑をかけてしまった時はルールを意識した大人の対応を忘れない様にしましょう。

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