フェーズ(phase)
フェーズとは段階や局面という意味を持ち、一つの区切りの様な意味合いで使われる事が多い言葉です。ビジネスをしていく上では当たり前の様にこのフェーズという言葉は出てきますので、これから会社に入る方などは正確に意味を理解しておく必要があります。今回はフェーズを意味や由来、例文、類義語などを交えてわかりやすく解説していきます。
フェーズの意味
フェーズとは、「段階」や「局面」という意味をもつ言葉です。実際には「1つの区切り」という解釈で使われることが多いので、そのように覚えておくといいでしょう。
「このフェーズはここまで」、「次のフェーズに入る」などという使われ方が多く、切りのいい所までを1つのフェーズと呼んで使います。最初からどこまでをそうだと決めている場合と、ちょうど切りがいいので、ここまでで1つのフェーズとしようなどという場合の両方があります。
どこまでを1つのフェーズとするかは、それを決める人次第です。期間にすると、数日程度から、年単位に渡るほどの長さのフェーズも珍しくありません。ある条件を見たすことでそのフェーズが終わるということもあり、この言葉が表す「区切り」はそれこそ千差万別です。
フェーズの由来
フェーズという言葉の由来は、英語の「phase」です。意味は上に挙げたように、「段階」や「局面」となり、発音と意味をそのままカタカナ語にしたものが、ここで紹介している日本語として使われる「フェーズ」です。カタカナ語にも最近はなるほど定着しています。
ゲームが好きな人だと、英語のphaseの方も見たことがあるかも知れません。「1面」や「2面」という意味で、"phase 01"、"phase 02"などとよく使われています。
フェーズの文章・例文
例文1.のプロジェクトは大きく分けて3つのフェーズで構成される
例文2.このトラブルが解決しないと、今のフェーズが終了できない
例文3.ここまででフェーズとしようと思っていたが、もう少し先まで延長することにした
例文4.やっと明日から次のフェーズに進めそうだ
例文5.フェーズを通じて共通した問題点が出ている
フェーズは、最初から期間や明確な区切りを決めている場合と、切りがいいのでここまでをそうだとしようと考える場合があると書きましたが、決まっていた区切りをもう少し先まで伸ばそうという場合も少なくありません。
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フェーズの会話例
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あのプロジェクトの進捗はどう?
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少々トラブルが発生していて、予定よりスケジュール進行が遅れています。
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確か、来週までが今のフェーズだったよね?
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何とかそれまでには解決して、予定通りに終わらせたいと思っています。
今のフェーズが予定の期間通りに終了できるか心配した先輩社員から、仕事の進捗状況について問い掛けられた際のやりとりです。フェーズとして決められた期間や明確な区切りがある場合には、極力それを守らないといけないのは言うまでもないでしょう。
フェーズの類義語
フェーズの類義語としては「プロセス」「過程」「局面」「区切り」などがあげられます。
フェーズまとめ
フェーズは、一般にはあまり使われない言葉ですが、ビジネス用語としては是非覚えておきたい言葉の1つです。難しい意味がある訳ではないので、使い方を覚えてしまえばすぐに普通に使えるようになるでしょう。