フラッシュクラッシュ(flash crash)
株や為替などをやっている方ならば、当然のように知っている言葉ではあるかもしれませんが、今年2019年の年始の1月3日にもフラッシュクラッシュは起きています。あまり一般の人に馴染みのある言葉ではありませんが、今後は働き方改革やワークライフバランスが叫ばれている中でお金を稼ぐ方法が労働だけではなく、投資も視野に入ってくるのではにないでしょうか。この機会にフラッシュクラッシュについても理解を深めておきましょう。
この記事の目次
フラッシュクラッシュの意味とは
フラッシュクラッシュの意味とは株価や相場が瞬間的に急落、暴落する事を指します。冒頭にも書いたように2019年の1月3日の午前7時過ぎにドルは108円を割り込んで、一気に104円後半まで下落しました。豪ドル円ですと76円を割り込み、次の瞬間には71円台後半まで下落をしています。
こういった現象が起こる背景としては、近年NYSE(ニューヨーク証券取引所)とナスダックの上場取引株の分散化が進んでおり、注文は最大50か所で受けて電子取引がされます。分散した事で高速取引・高頻度取引、アルゴリズム取引などの複数の要素が絡み合って起こる事案であると言われています。
フラッシュクラッシュの由来
フラッシュクラッシュの由来は2010年の5月6日の2時40分頃ににダウ工業株30種平均が数分間の間に9%(約1000ドル)が下落して、出来高は190億株に達しましたが、取引時間内での過去最大の下げ幅を記録したことから、瞬間的に株価や為替が急落する事をフラッシュクラッシュと呼ぶようになりました。
フラッシュクラッシュの文章・例文
例文1.フラッシュクラッシュの原因は細かな点はわかっていない
例文2.フラッシュクラッシュによってロスカットの恐れもある
例文3.人間の手にはフラッシュクラッシュは手に負えない
例文4.アルゴリズム取引による、取引回数の増大がフラッシュクラッシュを引き起こしている可能性もある
例文5.フラッシュクラッシュによる、損失も考慮して株や為替は行う必要がある
株や為替において、常に勝ち続けるという事は非常に難しい事であり、全てで勝つというのは無理な事です。当然フラッシュクラッシュの様な偶発的な事案も発生します。そういったリスクは当然頭にいれて株取引、為替取引は行わないといけません。全ての責任は自分にあると言えるでしょう。
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フラッシュクラッシュの会話例
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年始でのフラッシュクラッシュは驚いたね。あんなことが起こるなんて誰も予想していなかったよ。
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そうね。フラッシュクラッシュはそんなに起こらないはずなのに、このGWの連休にも警戒されたわ。
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結局起こらなかったけど、詳しい原因って調査しづらいのかな?
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一応俗説はあるから、何となくわかるんじゃない?
フラッシュクラッシュは、10連休のGWにも警戒されました。
フラッシュクラッシュの類義語
フラッシュクラッシュの類義語は「株価の急落」や「ストップ安」などになりますが、関連語としては「アルゴリズム取引」「HFT(高速・高頻度取引)」「システムトレード」があげられます。
フラッシュクラッシュまとめ
個人で株や為替を取引している人にとってはフラッシュクラッシュは非常に大きな問題ではありますが、いつこういった問題が起こるのかはわかりません。だからこそ、投資についてはリスクを分散しておくことも大事です。経済指標の発表によっても株価は上下しますし、複合的な要素をしっかりと理解した上で大事なお金の運用は考えていきたいですね。