フルキャリ(ふるきゃり)
「フルキャリ」という言葉の意味をご存知でしょうか?現代では、共働きが当たり前になり夫婦が共に働くことは珍しくなくなり、男性が働いて、女性が家事をするという考え方にも変化が出てきています。みなさんの家庭ではどんなスタイルで生活していますか?そんな中生まれてきた言葉が「フルキャリ」です。今回は「フルキャリ」について詳しくご紹介していきます。
フルキャリの意味とは
「フルキャリ」とは、生活にも子育てにも、仕事にもキャリアにも、意欲的に取り組みたいと考える働き手の総称です。
主に女性に対して使われていて、家庭か仕事か、どちらか一方を重きに置くのではなく、どちらも全うしたいという理想を持っているのがフルキャリです。
フルキャリの由来
2015年にできた言葉で、キャリア重視の「バリキャリ」、私生活重視の「ゆるキャリ」の両者の価値観を持ち合わせた人を「フルキャリ」と呼ぶようになり、2020年の調査では女性正社員の50%は「フルキャリ」です。
夫婦それぞれが働いて、安定した収入を得るために国や企業も環境を整えています。
コロナの影響で在宅勤務が増えているかと思いますが、家事と仕事をこなしている「フルキャリ」はやはり女性です。男性の7割以上はほとんど家事をせずに、部屋にこもって仕事しかしていないようで、多くの女性は家事の負担が大きいのが現状です。
フルキャリの文章・例文
例文1.フルキャリの女性は魅力的だ。
例文2.フルキャリだが苦労している。
例文3.安定しているのはフルキャリの方だ。
例文4.私の母親はフルキャリだ。
例文5.フルキャリはかっこいい。
これからの時代は男が働く、女が家を守るという価値観はなくなり、女性も社会で活躍する事がさらに増えるため、フルキャリが増えてくるでしょう。
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フルキャリの会話例
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最近車を買おうかなと妻と相談しているんですよ。
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うちはまだ子供が小さくて、働けないから結構生活厳しいですよ。
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本当に妻のおかげです。フルキャリで仕事も家事もしているので少し余裕があります。
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私も子供がもう少し大きくなったら、また復職してバリバリ働く予定です!
ある男女の会話ですが、これからは一層夫婦共働きとなっていくでしょう。
フルキャリの類義語
「フルキャリ」と関連する言葉には「バリキャリ」「ゆるキャリ」「キャリアウーマン」「キラキャリ」などがあります。
フルキャリまとめ
今回は「フルキャリ」について詳しくご紹介しました。「フルキャリ」の家庭では一般家庭よりも収入が多く安定した生活が送れるのは魅力的ですね。お子様がいる場合は様々な問題も出てくるかと思いますが、「フルキャリ」の奥さんに負けないように、旦那さんも家事を頑張りましょう。