フレキシブル(flexible)
「どんな会社でも、フレキシブルな人材は重宝される」。さて、このフレキシブルとはいったいどんな意味なのでしょう?うっかり意味を間違えないためにも、フレキシブルの使い方や意味をおさらいしておきましょう。
フレキシブルの意味とは
フレキシブルとは「柔軟性がある」と言う意味。
元々の英語はflexible「柔軟性がある、ぐにゃぐにゃ、曲げやすい、伸縮自在」という意味があります。Flexibleは「flexile」(柔軟な)+「ible」(~できる)が合わさってできた言葉です。
「フレキシブルな人材」とは「柔軟に様々な状況に対応できる技能の高い人材」と言う意味になりますし、「フレキシブルに対応する」とは「決まりごとがあっても、状況を見て柔軟にやることを変えていく」というような意味になります。
予測を超えた事態が発生した時は、ルールを順守する頭の固さではなく、このような柔軟性の高い対応が必要になりますよね。
ここから派生して、「フレキシタリアン」という造語が生まれました。「フレキシブル」+「ベジタリアン」から成りますが、普段は菜食主義者、でも状況に応じた食事ができる人のことを指すのだそうです。
フレキシブルの由来
フレキシブルの由来ははっきりしていません。
フレキシブルの文章・例文
例文1.フレキシブルに動ける方を募集します
例文2.この連休はフレキシブルなスケジュールで営業する
例文3.フレキシブルさを重視する
例文4.食材が足りないが、フレキシブルな対応で切り抜けた
例文5.君のフレキシブルな動きに助けられた
例文のように、「フレキシブルな動き」「フレキシブルな対応」などの使い方ができます。基本的にはプラスの意味合いで使います。
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フレキシブルの会話例
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この夏は人手が足りない。できれば、皆の協力を頼みたい。
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そうは言っても、それぞれもう希望休を取ってしまっています。それも全部返上で働けというんですか?
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もちろんすべてそうしろとは言わない。けれど、みんなで助け合わないと乗り越えられないんだ。どうか理解してもらいたい。
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わかりました。みんなでもう一度希望休を出し合って、スケジュールを組みなおします。細かい部分はその都度フレキシブルに対応していきましょう。
上記の会話では、ルールでは決めきれない部分をフレキシブルに対応しています。
フレキシブルの類義語
フレキシブルの類義語としては「臨機応変」が挙げられます。「その場に応じて変化し、うまく対応していくこと」と言う意味があります。フレキシブルとほぼ同じ使い方ができる言葉です。また、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが「円転滑脱」と言う言葉も類義語として挙げられます。「角が立たず、さまざまな事柄をスムーズに進める様」を表す言葉です。
フレキシブルまとめ
ここまで、フレキシブルという言葉について見てきました。日本人はルール遵守を重んじる傾向がありますが、本来はもっとフレキシブルに動ける人材を重宝して育てていくべきでしょう。