「ブックレット」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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ブックレット(Booklet)

「ブックレット」とは「家電製品の説明書など小さくて薄い本や小冊子」です。今では「ブックレット」とはあまり見聞きしないので、どちらかと言うならプリンターを使う際の印刷機能として覚えている人も多いでしょう。しかし、昔は手頃な情報発信として便利な印刷物だったのです。

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ブックレットの意味とは

「ブックレット」の意味は以下の通りとなります。
 (1)薄い本。小冊子。パンフレット。
 (2)小型でページ数が少ない印刷物や冊子で、廉価で作れる事から安く販売したり無料で配られる事も多い。
 (3)小型の本だが図書的な性格が強い冊子。
 (4)印刷機能の一つで、小冊子を仕上げる為にプリンターに備わる機能。
「ブックレット」は英語表記「booklet」で直訳すると「簡易的な本」「小冊子」です。日本でもそのような意味となりますが、一方では明確な定義は存在しないので小さな本や薄い本なら何でも「ブックレット」になります。しかし、世間的には「カタログ」や「パンフレット」と区別する為に、より図書的な中身が伴っているものとして電化製品やゲームソフトの説明書、CDの歌詞カード、企業の社史や機関誌などを「ブックレット」と扱います。ネットが出回る前の時代は「ブックレット」は割と主流なメディアでもあったが経費削減などから廃れていき、最近は再びオシャレとして注目を集めている。また、印刷をする際の機能の一つに「ブックレット機能」があり、小冊子のように印刷を仕上げる際に用いられる便利な機能です。因みに類似の「パンフレット」は企業やお店の宣伝的要素が強いとなりますが、英語の場合はほぼ同じ意味になります。

ブックレットの由来

「ブックレット」の由来は残念ながら不明ですが、文献としては昭5年に創刊された近代日本語辞典「モダン語辞典」などに文言が記されています。

ブックレットの文章・例文

例文1.部屋を整理していたら、昔集めていたブックレットが大量に出てきて懐かしくなった。
例文2.有名な著名人が売れる前に出していたブックレットなどは今やお宝アイテムとなっている。
例文3.昔はオシャレな雑貨屋や古着屋に行くと、パンフレットやブックレットが並んでいて無料で持ち帰れたがスマホのデジタル社会になってそんな文化は消滅した。
例文4.今やCDを買う人もいないので、ブックレットに解説や批評を書いていた音楽評論家も食い扶持を失っただろう。
例文5.中国製品のブックレットは理解不能な日本語が記載されているが、それもまた味があって面白い。
「ブックレット」を使った例文となります。

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ブックレットの会話例

  • それって、市役所が発行しているブックレット?

  • そう。今日ちょっと用事があって役所に行ってきて、そのついでにもらってきたの。

  • ブックレットにしては随分豪華じゃない? 表紙もしっかりしているし。そんなところで税金を無駄にしてほしくないな。

  • この程度のブックレットはいいじゃない。それに私達は所得が低いから税金をあまり納めていないでしょう。文句は言えないって。

妻が貰ってきた役所の「ブックレット」に難癖をつける夫という内容です。

ブックレットの類義語

「ブックレット」の類義語には「パンフレット」「カタログ」「社史」「案内」「情報誌」「リーフレット」などの言葉が挙げられます。

ブックレットの対義語

「ブックレット」の対義語には「大冊」「大冊子」「辞書」「書籍」「書物」「厚表紙本」「ハードブック」「単行本」「文庫本」などの言葉が挙げられます。

ブックレットまとめ

小型で薄い本や小冊子と呼ばれるのが「ブックレット」です。代表的なものは家電製品の説明書やCD・レコードの歌詞カードなどで、それから宣伝的なパンフレットも含まれますが日本の場合は「ブックレット」と別にする場合もあります。これらに共通しているのは安価で作られ無料の場合もあり、きちんとした書籍とは見た目も全然違いますが手軽な事から昔は便利な印刷物として多く作られていました。

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