ブッファンスリーブ(Bouffant Sleeve)
「ブッファンスリーブ」とは「ワンピースやブラウスなどの袖形の特徴で、肩口から袖に向かって大きく膨らむデザインの総称」です。多くの女性にとってファッションは大変重要で、それは何もブランドやアイテム種類だけでなく細部のデザインにまで拘りがあるので、袖の大きさや形や長さによって名称が違うのです。それだけ奥深く、いくらお金があっても足りない世界が女性ファッションなのでしょう。
この記事の目次
ブッファンスリーブの意味とは
「ブッファンスリーブ」の意味は以下の通りとなります。
(1)女性向けファッションのワンピースやブラウスやTシャツなどで、肩口から袖口にかけて大きく広がりゆったりしたデザインの総称。
(2)女性向け洋服の袖口である「スリーブ形」を極端に膨らませたタイプの名称で、ボリュームがある事から華やかさや小顔効果があり、ワンピースやブラウスなどに採用され多くの年代から支持される定番ファッションとなっている。
”ブッファン”は語源はフランス語だが英語表記「bouffant」から「ふっくらした」「膨らむ」、”スリーブ”は同じく英語表記「sleeve」から「衣服の袖」「袂」「レコードやCDのカバーやジャケット」「箱」「袋」で、直訳するなら「袖がふっくらした洋服タイプ」が「ブッファンスリーブ」です。基本的に女性向けファッションのベーシックな形で、袖がまるで風船のように膨らんでいる事から「バルーンスリーブ」とも呼ばれる事もありますが、厳密にはより袖口が長く大きいものが「ブッファンスリーブ」です。特徴的なデザインから女性らしいエレガントさだけでなく、(肩や)袖が強調されると必然的に顔や腰回りが小さく細く見える事からワンピースからブラウスにTシャツなどに取り入れられています。女性ファッションにとってスリーブタイプは大変重要な事から、「ブッファンスリーブ」の他にも「セットインスリーブ」「ドロップショルダースリーブ」「ラグランスリーブ」「ドルマンスリーブ」などの基本から「パフスリーブ」「フレンチスリーブ」「アメリカンスリーブ」「パゴダスリーブ」「バタフライスリーブ」など多種多様なタイプが存在します。
ブッファンスリーブの由来
袖口を膨らませたタイプの元祖は「パフスリーブ」で、そこから派生した1つが「ブッファンスリーブ」です。「パフスリーブ」の歴史は大変古く14世紀のルネッサンス時代には、庶民の女性達の間で着られていたと言われています。その前は推測ですが女王など一部の上流階級のみがドレスなどで採用していたシンボルで、時代経過によって徐々に庶民にもファッションとして導入されたようです。
ブッファンスリーブの文章・例文
例文1.彼女にブッファンスリーブのワンピース購入をせがまれ、地域で最も安いGUやユニクロの古着ばかりを販売する洋服店に連れていったら明らかに不機嫌になってしまった。
例文2.紅白歌合戦は紅組のブッファンスリーブ率をチェックするのも興味深い。
例文3.女性YouTuberがブッファンスリーブやフレンチスリーブの洋服を着ていると、目が釘付けになる。
例文4.ブッファンスリーブのTシャツが安かったので購入したがサイズを間違えてしまった。
例文5.少しぐらい太っていてもブッファンスリーブで誤魔化せられるので女性は便利なものだ。
「ブッファンスリーブ」を使った例文となります。
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ブッファンスリーブの会話例
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おっ、それがブッファンスリーブだよね。
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そうだよ。中国のSHEINで購入したブッファンスリーブのワンピース。
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やっぱり袖にボリュームある方がオシャレだよね。俺も今度はそういうファッションにチャレンジしようかな。
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男性は普通着ないでしょう。でも今の時代は何でもありだから、ブッファンスリーブのメンズタイプが流行るかもね。
「ブッファンスリーブ」についての会話を繰り広げています。
ブッファンスリーブの類義語
「ブッファンスリーブ」の類義語には袖が膨らんだタイプとして「パフスリーブ」「バルーンスリーブ」「ランタンスリーブ」「フレアスリーブ」「ケープスリーブ」「フラッタースリーブ」などの言葉が挙げられます。
ブッファンスリーブの対義語
「ブッファンスリーブ」の対義語には袖がないタイプとして「ノースリーブ」「スリーブレス」などの言葉が挙げられます。
ブッファンスリーブまとめ
袖の形である「スリーブ」がふっくらと膨らんだタイプが「ブッファンスリーブ」です。女性向けのワンピースやブラウスなどに導入された定番デザインで、オシャレやエレガントさだけでなくスタイルを良く見せる効果もある事からいつの時代でも女性から支持をされるファッションとなっています。