ブルーステート(blue state)
ブルーステートの意味は、アメリカの大統領選挙において民主党を支持する傾向が強い州、地盤を持っている州を指している言葉です。対して共和党支持エリアを「レッドステート(red state)」と呼びます。そしてそのどちらでもないエリア、毎回選挙の度に結果が変わる州を「スイングステート(swing state」と呼びます。アメリカの大統領選挙も佳境に入ってきていますが、一体どうなるのか注目ですね。今回は「ブルーステート」について、意味や由来、例文、類義語なども交えてわかりやすく解説をしていきます。
ブルーステートの意味とは
ブルーステートの意味は、アメリカの大統領選挙において民主党を支持する傾向が強い州、地盤を持っている州の事を指します。特に都市部は民主党支持のブルーステートが多いと言われています。また政治的な傾向から言えばリベラルな人が多く、黒人や移民、マイノリティなどからも支持を集めています。代表的なエリアで言えば、「ニューヨーク州」「カリフォルニア州」「マサチューセッツ州」「イリノイ州」「オレゴン州」「ミネソタ州」「ワシントン州」「ワシントンD.C」などが挙げられます。
ブルーステートの由来
ブルーステートの由来は、元々民主党のイメージカラーは青であり、民主党の支持者が多いエリアや支持基盤があるエリアを「ブルーステート」と呼ぶようになりました。
ブルーステートの文章・例文
例文1.カリフォルニア州は選挙人が一番多い大票田だが、ブルーステートであると言われている。
例文2.民主党の支持が強いブルーステートではリベラルな政治観、宗教観を持っている人が多い。
例文3.ニューヨークなどの都市部はブルーステートの傾向が強いと言われている。
例文4.ブルーステートと呼ばれるエリアで育つと、多様性を受け入れられる。
例文5.大統領選挙において、民主党の候補者はブルーステートのエリアを死守する事は当選の絶対条件だ。
ブルーステートは民主党を支持する人が多いエリアを指した言葉であり、例文もそういったものが多くなっています。
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ブルーステートの会話例
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ニューヨークに仕事で行ったけど、やっぱり人種のるつぼと呼ばれているだけあって、色々な国の人が共生していたよ。
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ニューヨークはブルーステートで、比較的リベラルな雰囲気だから、多様性が受け入れられるのかな。
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保守的なアメリカ人とはニューヨークの人は一線を画す人が多い印象だね。
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やっぱり人間は周りの人間や雰囲気によって、思想や考え方も変わってくるからね。
ブルーステートと呼ばれるニューヨークに仕事で行った男性の感想とそれに対する女性の会話文でした。
ブルーステートの類義語
ブルーステートの類義語としては、「スイングステート(swing state)」「レッドステート(red state)」があげられます。
ブルーステートまとめ
日本にも同じように、以前は保守的なエリアやリベラルなエリアというのが同じようにあり、都市部は比較的リベラルで地方は保守エリアと住みわけがありました。しかし、それは情報格差によるところも大きかったのですが、現在は情報格差はそれほどなくなり、変化をしているようです。アメリカでは選挙に対する国民の興味が日本に比べると遥かに高い為、一種のエンターテインメント化していますが、アメリカの選挙の仕組みなども調べてみると面白いかもしれませんね。