ホオズキ(Chinese lantern plant)
ホオズキは7月のお盆の時期などに霊を導く提灯に見立てて精霊棚に飾るものとして有名で、赤い小さな紙風船のような実がなり小さな白い花を咲かせます。食用や薬用としても知られる、このホオズキの名前の由来や花言葉などを今回紹介していきたいと思います。
ホオズキの花言葉
ホオズキの花言葉は「偽り」や「誤魔化し」「欺瞞(ぎまん)」「不思議」「自然美」「心の平安」です。ネガティブな印象の言葉が多いような印象を受けます。ホオズキは赤い袋を作り、その中で実をつけるのですが、袋の大きさに対して中は空洞で実がが小さいことから偽りや誤魔化しなどの言葉がついたとされています。
ホオズキの由来
実が赤くふっくらしている様子から、子どもの頰つきを連想しホオズキとつけられました。
また、古語で「カガチ・アカカガチ」と呼ばれていますが、こちらは八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の目がホオズキのように赤かったことが由来とされています。
ホオズキの文章・例文
例文1.お盆だから今日はホオズキを買って帰らないと
例文2.ご先祖様がホオズキを辿ってやってくるとされている
例文3.私は昔ホオズキは光るものだと思っていた
例文4.ホオズキの花は実より小さく慎ましい
例文5.ホオズキは小さいがちゃんと提灯のように見える
ホオズキの実は味も食感もミニトマトに似ています。食用のホオズキには毒がありませんが精霊棚に飾る観賞用のホオズキには毒がありますのでご注意ください。
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ホオズキの会話例
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明日はお盆でご先祖様迎えるからホオズキ買ってきてくれないか
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いいよ。お花屋さんで売ってるよね?
私小さい頃はホオズキは提灯だから光るものだって思い込んでたなぁ -
あぁ。光らない!って泣き喚いてたもんな
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恥ずかしいけど思い出だなぁ。そりゃ植物だもん、光らないよね
ホオズキの見た目と提灯代わりに使うのだと聞いて光ると思ったお子さんは多くなくてもいるのではないでしょうか
ホオズキの別名
ホオズキの類義語というのはありませんが、漢字で「鬼灯」もしくは「鬼燈」「酸漿」と書くことがあります。
ホオズキまとめ
見た目とは違い中身は空洞ですのでごまかしや偽るといったマイナスな花言葉を持っている植物です。提灯という役割があるのでお盆の時に家に飾る用で買うことがほとんどだと思いますが、贈り物には適さないのでプレゼント用で買わないように気をつけてください。もし見た目が好きで見せたい、送りたいのであれば花言葉を気にしないように伝えてあげるといいと思います。