「ホラを吹く」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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ホラを吹く(ほらをふく)

「ホラを吹く」という言葉をご存知ですか。ほとんどの人が使ったことがある、もしくは聞いたことのある表現だとは思いますが、その言葉の詳しい意味や由来を知らない人は多いのではないでしょうか。普段よく見聞きする言葉だからこそ、きちんと理解しておかないとどこかで恥をかいてしまうかもしれません。そこで今回は「ホラを吹く」という言葉について詳しく解説していきたいと思います。

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ホラを吹くの意味とは

「ホラを吹く」とは、物事をやけに大袈裟に話したり、出鱈目を言うことを意味します。
誤解が多いのは、嘘をつくという事と混同しがちですが、「嘘をつく」は事実と異なった内容を相手に伝える事です。しかし「ホラを吹く」は想像で膨らませた誇張を伝える事であり、目的は自分自身への興味関心を持ってもらうためのものであり、似ている様ですが、異なる意味をもっています。

ホラを吹くの由来

「ホラを吹く」の由来には有力な説が二つあります。「ホラ(法螺)」は本来仏様の説法のことを言います。私たちがどれだけ仏様の説法を真似て偉くなったつもりでも、結局は行動が伴わず見せかけのものだというところからきたという説が一つ目です。そしてもう一つは、螺貝は山伏が山の中での獣除けや、連絡手段として使っており、見た目以上に非常に大きな音が鳴ります。そこから、本来小さなことでも大袈裟に言うという意味の「ホラを吹く」が生まれたともされています。

ホラを吹くの文章・例文

例文1.彼は大ホラ吹きだと評判だ。
例文2.ホラを吹いても後にボロが出るだけだ。
例文3.ホラを吹き続けた結果、仲間たちは離れていった。
例文4.小さな失敗にもかかわらず、ホラを吹いて不安を煽るマスコミがいるようだ。
例文5.話を面白おかしくする為にホラを吹く。
誰にも迷惑をかけない形でのホラを吹く分には、聞いている方も面白くていいですよね。

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ホラを吹くの会話例

  • 君は本当にホラ吹きだね。部長は全く怒ってなかったよ。

  • 私があえて大袈裟に言ったからこそ、ちゃんと反省しているように見えたんだと思うし、予想よりも怒られなくて安心したでしょ。

  • 君が僕に行ったことは部長に伝えておいたからね。凄く怒ってたよ。

  • 部長とはさっきそこですれ違ったけど、とても機嫌よかったわよ。どっちがホラ吹きよ。

仲の良いもの同士では、ある程度のホラを吹くのはエンタメになって良いかもしれませんがくれぐれも限度を考えてくださいね。

ホラを吹くの類義語

「ホラを吹く」の類義語には、「舞文曲筆」や「大言壮語」「オオカミ少年」「話を盛る」などが挙げられます。

ホラを吹くまとめ

今回は、実際よりも大袈裟に話したり、出鱈目を言うことを意味する「ホラを吹く」という言葉について解説しました。ホラを吹くのは構いませんが、自分を大きく見せる為にホラを吹くと後々苦労するのは自分です。何事も謙虚に飾らず分相応が良いですね。

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