ホワイト企業(ほわいときぎょう)
先日、大手薬品メーカのホワイト企業認定返納が大きく取り上げられました。この返納自体は大きな問題ではないのですが、大手企業が虚偽申告をしたということが問題なのです。
ワークライフバランスなどの働く側が働きやすいような環境を整えるというものなのに対して、この仕打ちはあまりにもひどいのではないでしょうか。もう何を信じればいいのかわからないと思う人もいるかもしれませんが、
なにも信じられなくなりそうですが、たくさんの指標のあるホワイト企業を慎重に選ぶことで、今後の仕事が順調になるでしょう。
ホワイト企業の意味
ホワイト企業の意味とは、たくさんある企業の中でも特に働きやすさにおいて優れている企業のことを意味します。社員の待遇や福利厚生などが充実していることがまずあげられ、新卒社員の定着率も高いのが特徴的であると言えます。
ホワイト企業の由来
ホワイト企業の認定にはさまざまな規則と、認定をもらうところによって違いがあります。
例:ホワイト企業認定においては、一般財団法人日本次世代企業普及機構(JWS)が主催、運営。
ホワイトマーク認定(安全衛生優良企業として認定された企業)においては、厚生労働省が認定。
健康経営優良法人認定制度(ホワイト500)においては、経済産業省が運営。
上記のように、ホワイト企業とひとくくりにしようとても、運営しているところが違ったり、認定しているところが違っていたりします、転職時などにおいては、ホワイト企業としてなんらかの認定を受けているという事実が大切です。どの企業が認定されているのか、調べてみても良いかもしれません。
ホワイト企業の文章・例文
例文1.もうやだ。ホワイト企業に入社したい。
例文2.ブラック企業にくらべてホワイト企業のほうが認知度が低い。
例文3.みんな定時に帰るよ。ホワイト企業に認定されたから残業できないんだ。
例文4.ホワイト企業に入社するためには、会社のサイトにホワイトマークがあるかどうかでひとつの指標になる。
例文5.ホワイト企業の内部はとても快適で、仕事効率もよくなった。良いところずくめだ。
みなさんがうらやむホワイト企業。その企業に入されようにいろいろなところから調べている人もいるでしょう。ホワイト企業のように働きやすい環境にすべての企業がなってくれたらいいのにと思ってしまいます。
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ホワイト企業の会話例
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最近、転職しようと思うんだ。でも、どこも胡散臭いように思ってしまって…
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それは会社不信になりすぎなんじゃない?あなたならどこでも入社できるわよ。
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そうかなあ…じゃあ、このホワイト企業認定されているこの会社にでも応募してみよう!
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それがいいと思うわ。
転職や就職するときに、本当にこの企業がホワイト企業かどうかとても疑ってしまいますよね。でも、その視点自体はとても素晴らしいと思います。慎重なほうがよく調べて選びますから、良縁が結ばれると思います。
ホワイト企業の類義語
ホワイト企業の対義語として、社員に劣悪な環境での労働を強いる企業を指す「ブラック企業」があります。対比としてよく使われるので両方の意味をおさえておくのもいいと思います。
ホワイト企業まとめ
ホワイト企業とブラック企業、どちらに入社したいと思いますか?この質問にブラック企業と答える人はいないでしょう。しかし、このホワイト企業の推進が活発になっている現在でさえ、ホワイト企業の認定のさいに虚偽申告を行ったりする企業が後を絶ちません。
ホワイト企業というものは、とても求められている一方でなかなか浸透していないのがこの国の実情だと言えます。ホワイト企業に入ることももちろん大切なのですが、そのあとでホワイト企業認定などを返納されないような会社選びが重要だと思います。