ボカロ(ボーカロイド、VOCALOID)
若者の間で流行っており、今ではライブやイベントなどで活躍を見せるボカロですが、皆さんはボカロと聞いてどういうものなのか分かりますか?実は今話題の米津玄師も初めは別名でボカロで曲の投稿しており、そこから有名になっていきました。今では海外にも人気の高い「ボカロ」について掘り下げていきたいと思います。
ボカロの意味
人の声を元に歌声を合成するソフトウェアで、「実際に収録した人の声を音声ライブラリとして合成するため、より自然な歌声を合成できるほか、ビブラートやこぶしなど歌声に必要な音程変化や抑揚を指定でき、表情豊かな楽曲を手軽に作れるのが特徴」とされる。
ボカロの由来
「vocal(ボーカル)」に、「humanoid(ヒューマノイド)」もしくはギリシャ語で男性を表す「android(アンドロイド)」を組み合わせて「VOCALOID」となった。
人のようなものが歌う、というイメージです。
ボカロの文章・例文
例文1.10代から20代の間でボカロが流行っている
例文2.ボカロのライブがあるから行こうと友人に誘われた
例文3.ボカロには様々なキャラクターがいて充実している
例文4.カラオケで歌いたいボカロ曲があり嬉しくなった
例文5.ボカロは海外の人達にも深く愛されている
VOCALOIDとして一番有名なのは初音ミクですが、他にもMEIKO、KAITO、鏡音レン・鏡音リン、GUMIなどがいます。それらをパソコンで歌声を編集し、音楽と合わせて一つの曲を作ります。作られた曲を動画視聴サイトに投稿するとたくさんの人が音楽を楽しめるようになります。ちなみにその作曲者のことをP(プロデューサー)とし、ボカロPと呼ばれています。
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ボカロの会話例
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ボカロで曲を作るのって大変そうだね
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大体の人は「歌を作る人」「音楽を作る人」「絵を描く人」「絵や映像を編集して動画にする人」を分けてやっているんだよ
あの有名な米津玄師さんはボカロP時代、逆に面倒だからって全部一人でやってたけどね -
へぇ、そうなんだ!すごいね。
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今では技術も認知度も高くて、ほとんどの人が知っているほどボカロが世に出てくるようになったけど、昔は認知度も低くオタクっぽいって言われるから皆隠れて聞いてたんだよ。
曲を聞いたことはないけど初音ミクっていうのは知っている、という人や、ボーカロイドが歌っているのは聴いたことないけど人が歌っているのは聴いたことがある、という人もかなり増えてきました。東京の歴史を振り返るイベントでも初音ミクが歌とプロジェクションマッピングに起用されるほどでした。
ボカロの類義語
「ボカロ」に似た言葉はありませんが、元々販売されているボーカロイドではなく、人や自分の声を録音し、合成する「UTAU」というソフトウェアがあります。
ボカロまとめ
パソコンの技術の進歩により、画像や動画の編集が好きでそれを趣味や仕事ににしている人が増えている世の中になってきているため、昔は敬遠されていたボカロもたくさんの人に発信されて有名になり、年末の紅白歌合戦に出るまでとなりました。日本の文化の一つとなっているボカロを一度聴いてみてはいかがでしょうか。