「ボートレース」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説！

ボートレース(Boat Race)

｢ボートレース｣とは｢水上を走るモーターボートの着順を予想し、見事に的中させると配当金が得られる公営ギャンブル｣です。テレビを見ないという人もいるでしょうが最近は｢ボートーレース｣や｢競馬｣のCMが本当に多くなって、ネット広告でも同様に増えているようです。ギャンブルは景気の波にあまり左右されず、だからなのかギャンブルが特に地方では貴重な財源となっているので全国各地にはパチンコ店から｢ボートレース場｣などがいくつもあるのです。

ボートレースの意味とは

｢ボートレース｣の意味は以下の通りとなります。
　(1)水上を走るモーターボートの順位を争う競争で、一般的には順位を賭けて予想する公営競技(公営ギャンブル)の一つ。
　(2)競馬・競輪・オートレースと並ぶ公営競技4つの1つで日本全国24個所にレース場があり、お客は現地会場やネットから着順予想をしてチケット(舟券)を購入し的中すると配当金が得られるギャンブル。
　(3)｢競艇｣も同義。
｢ボートレース｣は上記のような意味で要するに国が認めた公営ギャンブルなのですが、厳密には同義である｢競艇｣と微妙な違いもあります。｢ボートレース｣並びに｢競艇｣は1952年に日本で誕生しましたが、2010年に名称変更となり正式名称を｢競艇｣から｢ボートレース｣に変更しました。ですから、｢モーターボートレース｣を予想するギャンブルは現在は｢ボートレース｣であり、かつての名称が｢競艇｣となります。しかし、昔ながらのファンは馴染みある｢競艇｣と呼んでいるので、初心者は混乱するのです。また、一般的には｢ボートレース｣は完全なギャンブルですが、エンジンなしボートを競い合うお金を賭けない純粋なスポーツレースを｢ボートレース｣や｢競艇｣と呼ぶ場合もありますが、これはかなり特殊となります。普通のギャンブルとなる｢ボートレース｣は水上を走るボートを運転するボートレーサーの順位を競うレースでありそれを予想するギャンブルで、1つの会場で1日12レースが開催され1レースは6艇(台)のボートが1周600ｍのコースを3周し、お客は舟券を購入して最終順位を予想するのです。見事に順位を的中させると配当金が得られ、概算払戻率である｢オッズ｣が低いほど人気があるので予想が当たっても配当が少なく、逆に不人気なほど｢オッズ｣が高いので大穴となり予想が当たれば高額配当となります。このようなお客に興奮や夢を抱かせる仕組みに加えて、日本全国には24個所のレース場があり、大晦日や元日でも全国どこかの会場は開催している年中無休のギャンブルで、会場に直接行けなくても現在は舟券のネット購入が可能になりPCやスマホからいつでも遊べるので、中毒性が高いギャンブルとなっています。

ボートレースの由来

モーターボートを使った公営ギャンブル｢ボートレース｣(競艇)は1951年に｢モーターボート競走法｣が制定され、翌1952年4月6日に長崎県大村市｢大村ボートレース場｣で全国初開催されました。その背景から｢ボートレースファン｣にとって聖地であり発祥地として崇められています。また、この時代は｢ボートレース｣や｢競艇｣と様々な呼び名でしたが、1997年から｢競艇｣に統一され、その後2010年から｢ボートレース｣に再び変更され現在に至ります。

ボートレースの文章・例文

例文1.気に入らない上司の顔を見ながら仕事をするのに嫌気が差した頃、ふと無職時代の｢俺の人生はボートレースと共に！｣という部屋に飾ったポリシーを思い出し、それからは仕事中もずっとスマホで勝負していたら、段々と注意していた上司もハマってしまい今では全国の会場を巡る博打中毒仲間になった。
例文2.スマホ2台を持ち込みパチンコ店のジャグラー台に座り、ボートレースと競馬中継をチェックしながら投票しつつ、隣に座る顔見知りの客や店員と世間話をしながらきっちりコツコツと儲ける自分にまともな仕事は絶対に無理だ。
例文3.高校時代に担任から就職をどうするか訊かれて、雀荘店員か賭場のツボ振り師になりたいと言ったら、顔をしかめたまま黙り込んで｢それならボートレースのレーサーになりなさい！｣と勧められたお陰で今の自分がある。
例文4.日本は世界でも稀にみるギャンブル大国で、全国各地にはこれだけパチンコ店があり半ば公然と雀荘やゴルフ場の賭けも認められ、さらにボートレースや競馬やオートレースも遊べるのに、さらにカジノ場まで建設するのは全て国民のギャンブル好きというだけでなく政治家連中が甘い蜜に群がるからだ。
例文5.今の中高生はスマホで授業中も株やFX取引にボートレースまでしているそうで、実にうらやましい限りだ。
｢ボートレース｣を使った例文となります。

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ボートレースの会話例

• 

  先月は給料のほぼ全額を失ったけど、今月こそは勝てる気がする。
• 

  先輩も懲りないですよねー。ボートレースはギャンブルなんですから、胴元が絶対に勝つ仕組みなんですよ。
• 

  そんなのは知っている。こっちは中学生からボート中継を見てきて、高校生になったら隠れながら勝負してきたベテランだよ。だからその辺の素人と年季が違うんだよ。でな、今は良い流れが完全に来てる！
• 

  そんなベテランギャンブラーなのに先月の給料を失ったんなら、ボートレースに向いてないと思うけど…。まあ人生は一度きりだし勝負し続ける人生も悪くないですね！

職場の熱狂的ギャンブラーの先輩とその後輩の会話です。

ボートレースの類義語

｢ボートレース｣の類義語には｢ボート｣｢競馬｣｢競輪｣｢賭博｣｢ギャンブル｣｢公営ギャンブル｣｢賭け事｣｢博打｣｢勝負｣｢勝負師｣｢ギャンブラー｣などの言葉が挙げられます。

ボートレースの対義語

｢ボートレース｣の対義語は厳密にはありませんが、｢ギャンブル｣のひとつとすれば対義語は｢堅実｣｢地道｣｢真面目｣｢勤勉｣などになります。

ボートレースまとめ

｢モーターボート｣による競争をお客が予想する公営ギャンブルが｢ボートレース｣です。競馬・競輪・オートレースと並ぶ日本を代表するギャンブルの一つで、かつては｢競艇｣とも呼ばれていましたが現在は｢ボートレース｣に統一され、会場やネットからどのボートがレースで勝利するか予想をして見事に的中させると配当金が得られます。全国各地にレース場があり年中無休で勝負ができるギャンブルな事から中毒性を指摘する声もありますが、一方では公営ギャンブルは国や地方の財源不足を補う貴重な税収となっています。