「マキャベリスト」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説！

マキャベリスト(Machiavellist)

皆さんは「マキャベリスト」という言葉を聞いたことはありますか？サイコパスやナルシストはよく耳にすると思います。実はダークトライアドと呼ばれる心理学において、3つの悪の気質であるサイコパス、ナルシスト、そしてマキャベリストというものがあります。サイコパスやナルシストはなんとなく分かるけど、マキャベリストはよく分からないという人が多いかと思います。今回はそんな「マキャベリスト」について解説していきます。

マキャベリストの意味とは

「マキャベリスト」とは、そもそもマキャベリズムという考えを持つ人のことを指し、「マキャベリズム」とは、「どんな手段や非道徳的な行為も、目的のためならば許されるという考え方」のことです。つまり「マキャベリスト」とは、自分の目的のためには、他人を犠牲にしても構わないと考える人のことを指します。冷酷で反社会的な考えを持つサイコパス、自己中心的なナルシスト、そしてマキャベリスト、これらの3つを、悪の気質としてダークトライアドと呼ばれます。またマキャベリストは、マキャヴェリアン、もしくはマキャヴェリストとも表記します。

マキャベリストの由来

ルネサンス期の政治思想家ニッコロ・マキャヴェッリの著書「君主論」に由来していて、どんな手段や非道徳的な行為も、結果として国家の利益を増進させるのであれば許されるという考え方と表されています。転じて、自己の目的の為ならば、どんな手段も厭わない考えのことを意味するようになりました。

マキャベリストの文章・例文

例文1.彼は間違いなくマキャベリストだ。
例文2.彼女はマキャベリストと付き合ったが為に悲惨な末路を辿った。
例文3.マキャベリストは邪悪な人格特性の一つである。
例文4.君はマキャベリスト指数が高いね。
例文5.人生では関わってはいけない人たちがいる。サイコパス、ナルシスト、そしてマキャベリストだ。
「マキャベリスト」を使った例文です。

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マキャベリストの会話例

• 

  職場の悩みで一番多いのが人間関係らしいよ。
• 

  この人とは関わりたくないな〜って思う人いる？
• 

  う〜ん。自分の為なら他人を犠牲にするような人とか？
• 

  マキャベリストってやつだね。

絶対に関わりたくない「マキャベリスト」についての会話です。

マキャベリストの類義語

「マキャベリスト」の類義語には、「マキャべリズム」があります。

マキャベリストまとめ

「マキャベリスト」とは「自分の目的のためには、他人を犠牲にしても構わないと考える人」という意味でした。冷酷で反社会的なサイコパス、自分大好きの自己中心的なナルシスト、そして、自己のために他人の犠牲を厭わないマキャベリズム。単体だけでも関わりたくないですが、この3つの気質が合わさった人は悪魔と言っても過言じゃないですね。