マンネリ(mannerism)
ゲームにしても、ダイエットにしても、何かをずっと続けているとダレてくる感覚を覚える方は少なくないことと思います。飽きてくると言えるかもしれませんね。
この「マンネリ」という言葉は、そんな状況の時に「マンネリだなー」と言った形で用いられる言葉になります。
今回はそんな「マンネリ」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。
マンネリの意味
マンネリという言葉は「マンネリ化」「毎日同じことを続けていたらマンネリに陥ってしまった」といった書き方で表される、「変化がない、当たり前のもののようになってしまうこと」を意味した言葉となっています。
マンネリの由来
マンネリという言葉の由来は「mannerism(マンネリズム)」という「礼儀」、「行儀」「作法」といったことを意味する英語が略されたものであり、さらにこの「マンネリズム」自体も、形式的な方法やそういった傾向がある作品の特徴を表す「manner(マナー)」という言葉が元になっている言葉になっています。
「マンネリ」という言葉の大元は「マナー」という言葉であったとは、想定してなかった方も多いのではないでしょうか?
マンネリの文章・例文
例文1.続けていたことがマンネリ化。
例文2.最近、お互いにマンネリを感じる状態になっている。
例文3.マンネリ。正直最初はネルソン・マンデラ大統領の略称だと私は思っていた。
例文4.最初こそ楽しかったものの、今は嘘みたいにマンネリ状態だ。
例文5.ずっとマンネリ状態が続いていたが、あることがきっかけとなってその状態に終止符が打たれた。
マンネリ状態に陥っても、比較的早くその状態から脱することができれば何の問題もないと言えるのではないでしょうか。
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マンネリの会話例
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最近、毎日の仕事がルーチン化してしまっているせいか、マンネリを感じるんです。
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仕事がマンネリですか。取り組み方一つ変えるだけでも何か見えてくるかもしれませんよ。例えば…そうですね、自発的になにか仕事を見つけるのもいいのかもしれませんよ。
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自発的にか…ほかの人の進捗とかを見て、遅れている人とかに何か手伝えることはないかと聞くことから始めようと思います。
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そうですね、そこから始めるのが良いと思います。またお会いした時に良い報告を待っています。
マンネリとは「変化を感じなくなった」状況や場面に対して用いられる言葉であるため、それが嫌であれば変化を起こしてしまえばいいとも言えますよね。
マンネリの類義語
マンネリの類義語として、「ルーチン化(るーちんか)」、「ワンパターン(one pattern)」などが挙げられます。
マンネリまとめ
新しいこと、挑戦的なことをしようと当初は思っていたにも関わらず、続けていく内にその熱意がどこかへ行ってしまったり、行方不明になってしまったりする方は非常に多くいることと思います。
マンネリを防止するためには常に新しいことをしようとする気概が一番必要なものであり、そこが一番大変なところであるとも言えるかもしれませんが、そんな大袈裟に構えず「普段と少し違うことをする」ことを意識して生活をしてみるだけで、そのマンネリ感は簡単に脱出できるかもしれませんよ。