マージン(margin)
この言葉はビジネスシーンとしてもよく使われたり、印刷業界の言葉としても多用されます。ビジネスマンとしては絶対に理解をしておくべき言葉ですから、この機会にしっかりおt理解をしておきましょう。今回はそんな「マージン」について徹底的に解説していきます。
マージンの意味とは
「マージン」とは、手数料や粗利という意味で使われます。主に商社業界で多用されます。
イメージとしては総額の空いた部分、つまり利益となる部分を指します。
また印刷業界では「余白」の意味で使われることが多く、デザインの文字や写真の隙間を指すときに使用します。
また昨今は電通やパソナのマージン中抜き問題もあり、いいイメージがない言葉とも言えるかもしれません。
マージンの由来
「マージン」は英語で"margin"と表記され、意味は「余白」「余裕」「差」といった意味があります。
語源はラテン語の"margo"から来ており意味は「端っこ」という意味を持ちます。その意味が転じて「余白」になり、「余白」を「差額」と捉えて「手数料」という意味に変化しました。
"marg-"には「境界」という意味を持ち、印という意味の”mark”と語源が同じです。
マージンの文章・例文
例文1.この商品のマージンは30%だが、あまり良い数値設定ではない。
例文2.このサービスについては業界で平均価格が決まっていないため、マージンを多くとっている業者もある。
例文3.業界全体の不況もあり、今回は業者にマージンがカットされてしまったようだ。
例文4.このデザインの文字はもう少しマージンをとって作らないとお客様からしたら見にくいよ。
例文5.文字がマージンをはみ出してしまっているので、再入稿お願い致します。
「マージン」は主に商社やデザイン、印刷業界などで使用されるケースも多いですが、手数料という意味では多くの会社やビジネスシーンで使われている言葉です。
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マージンの会話例
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部長、例の商品を取り扱っているA社とB社の見積もりが出ました。
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結構早く出たな。結果を報告してくれ。
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国内のサプライヤーA社にはマージンは20%を取られてますが、もう一つの海外のサプライヤーB社ではマージンが15%とA社よりも5%割安になっています。
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なるほど。それでは一度A社に他にこの条件の会社があると交渉してみよう。そこでマージンを下げることができなかったら、B社のサンプルを見た上で、次回から依頼するサプライヤーを決定したいと思う。
「マージン」を用いた会社での日常会話であり、当たり前に理解している事が前提になりますので、しっかりと覚えておきましょう。
マージンの類義語
「マージン」の関連する言葉として、「手数料」「仲介料」「コミッション」などがあります。
マージンまとめ
今回は「マージン」という言葉について詳しくご紹介していきました。最近ではメルカリなどで個人が販売を行うことが当たり前となってきているため、「マージン」はよく耳にしますが、元は業界用語のため伝わらない方もいます。使う時は業界に注意して使うようにしましょう。