マーフィーの法則(Murphy's law)
こういうことが起こった時は、よく大抵こういう結果になるよね。と言ったような経験をしたことはないでしょうか。具体的な根拠はないけれど、そこには不思議な確信があったりするものです。そうした事象に関連した言葉で「マーフィーの法則」というものがあります。この言葉の使い方や意味を解説していきたいと思います。
この記事の目次
マーフィーの法則の意味
マーフィーの法則というのは、先人の経験からまとめられたユーモラスかつ哀愁のある経験則のことを指します。「起こる可能性のあることは、実際に起こる」を基本精神としていて、例えば、「失敗する可能性があるものは、大抵失敗する」や「洗車しているときに限って雨が降る、雨が降って降って欲しくて洗車する時を除いて」などの考え方がそれにあたります。
他にも「落としたトーストがバターが塗ってる面が下になって落ちる確率は、カーペットの値段に比例する」と言ったように、根拠はないけれど、そういうことってあるよねと共感されるような内容の考え方がマーフィーの法則と呼ばれているものになります。
マーフィーの法則の由来
マーフィーの法則という言葉の由来は、アメリカ空軍のエンジニアである「エドワード・A・マーフィー・ジュニア」の名前からきています。彼が職務中に「If there is any way to do it wrong, he will」(「いくつかの方法があって、1つが悲惨な結果に終わる方法であるとき、人はそれを選ぶ」)と発したことがきっかけと言われています。
マーフィーの法則の文章・例文
例文1.マーフィーの法則に則った考え方
例文2.マーフィーの法則にある考え方はとてもユニークだ
例文3.それはマーフィーの法則だね
例文4.これはマーフィーの法則と言えるんじゃないだろうか
例文5.マーフィーの法則に関して知る
実際に言葉としては、マーフィーの法則という名前を使うことよりも、マーフィーの法則に則った概念に対して認識することが多いのではないでしょうか。
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マーフィーの法則の会話例
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今朝、朝食のトーストをうっかり手が滑って新品のカーペットの上に落としちゃったんだよね…しかもバターが付いている面を…
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そういうマーフィーの法則みたいなことってあるよね!
私もジャムの面だけど落としたことあるよ。 -
こういうのって、大抵自分にとって都合悪い方が起こるよね。バターじゃない面が落ちたならなんともなかったのにさ。
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根拠はないけど、そういうもんなんだよ。
マーフィーの法則にある、「落としたトーストの法則」を使って会話例にして見ました。
マーフィーの法則の類義語
マーフィーの法則に近い意味を持った言葉としては、法則や経験からは成り立たない事柄を指す「アノマリー」という言葉をあげることができます。
マーフィーの法則まとめ
マーフィーの法則というものについて簡単にここまでまとめました。概念的にはなんとなく共感はできても、そこに理屈や根拠が存在していないために、少しわかりにくい考え方かと思います。