「ミソジニー」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説！

ミソジニー（misogyny）

「ミソジニー」とは「女性や女性らしさに対して見下したり、嫌うこと」です。若い世代にはあまりありませんが、少し上の世代になると女性に対して横柄な態度をとる人がいます。そんな人たちの行為を表す言葉である「ミソジニー」を解説していきます。

ミソジニーの意味とは

｢ミソジニー｣の意味は以下の通りです。
(1)女性や女性らしさに対して見下したり、嫌うこと
(2)女性に対して嫌悪感を示すこと
何かのカテゴリーに分けて差別することはいいことではありませんが、｢ミソジニー｣は女性というカテゴリーによって差別をします。例としては、男性と女性に対する接し方が変化したり、女性はか弱いといった先入観によりその人物の本来の能力を確認しないで能力を判断するなどです。特に少し前までの｢ミソジニー｣の傾向が強かった時代に育った人たちは職場や家庭で無意識に行ってしまうことがあります。
｢ミソジニー｣や女性を嫌悪する人をミソジニスト（misogynist）と呼びます。｢ミソジニー｣は男性だけではなく女性にも当てはまります。

ミソジニーの由来

「ミソジニー」の由来は、ギリシア語からで「ミソ」は嫌悪を意味して、ジニーは女性を意味しています。

ミソジニーの文章・例文

例文1.ミソジニーは現代で注目されている社会問題の一つである。
例文2.少し上の世代はミソジニーを無意識的に行ってしまうので、訓練によって意識的に変えていく必要がある。
例文3.日本のさまざまな決まりの中には女性が参加できなかったり女性の地位が低く設定されているミソジニーのようなものがある。
例文4.欧米では履歴書に性別を記載させるとミソジニーととらえられてしまう。
例文5.ミソジニーの傾向は少しずつではあるが解消されてきている。
「ミソジニー」を使った例文です。

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ミソジニーの会話例

• 

  この人の採用はどうでしょうか。
• 

  うーん、経歴はいいんだけどどうしても女性というところが引っかかるんだよね。
• 

  女性だけで落とすのはある種のミソジニーじゃないですかね。
• 

  でも、うちは女性が9割だからさすがに男性を入れないとまずいよね。

人事部の人たちの会話です。

ミソジニーの類義語

「ミソジニー」の類義語には、｢女性嫌悪｣｢女性蔑視｣などの言葉が挙げられます。

ミソジニーの対義語

「ミソジニー」の対義語には、｢フィロジニー｣｢女性愛好｣などの言葉が挙げられます。

ミソジニーのまとめ

時代によって男女の地位は変化していきますが、少し前までは男性の地位が高くなっていました。過去には女性が男性よりも高い地位を保っていた時代もあったそうです。いつの時代でも男女の問題はなくなりませんが、少なくとも今の時代は男性女性関係なく活躍したい人が活躍できる社会になってほしいですね。