「リベラルアーツ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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リベラルアーツ(Liberal Arts)

ここ最近になってこの言葉を聞くことが増えました。実は、ヨーロッパなどにおける文系と理系のくくりが日本とは違うことをご存じですか?日本において社会経済や心理学は文系に位置付けられていますが、欧米諸国においては、これらは理系にくくられています。
日本人は、日本という国の文化のことを知らないと言われることもあり、リベラルアーツ教育が不十分であるという指摘もあります。では、そんなリベラルアーツについて詳しく見てみましょう。

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リベラルアーツの意味とは

リベラルアーツとは、日本語に直訳すると「教養教育」となります。しかし、この直訳は欧米諸国の言う言葉と適しているとは言えません。現在において、大学などの進学する人も増えています。企業は即戦力を求め、その期待に応えるべく大学は専門知識のみを生徒に教育します。
基本的に日本の教育には、「なぜ?どうして?」が欠如していると指摘されることもあります。どうして、そのような知識を学ぶのか、それがどう役に立つのかなどの勉学を成立させるための土台がないとされています。
そんな指摘を受けて、最近はリベラルアーツを取り入れている教育機関が増えてきているのです。

リベラルアーツの由来

この言葉の由来とは、もともとギリシャ・ローマ時代の「自由7科目」(文法、修辞、弁証、算術、幾何、天文、音楽)からきています。その時代に自由人として生きるための学問として生まれたのです。

リベラルアーツの文章・例文

例文1.日本には、リベラルアーツが欠如しているような気がする。
例文2.リベラルアーツによって、専門的な知識とは別に広い知識が問われる。
例文3.日本史についてもまともに話せない日本にとって、リベラルアーツは難しいと思う。
例文4.グローバル化によって、リベラルアーツの重要性が問われている。
例文5.リベラルアーツが十分ではない日本は、これから頑張る必要がある。
幅広い知識が求められるため、一長一短では身につかないのがこの教養なのです。

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リベラルアーツの会話例

  • ここ最近になって、この「リベラルアーツ」っていう言葉を聞くようになったけど、どういう意味なのかな?

  • 日本人は、基本的な教育が欠如しているとされているわ。だって、日本独自の文化についてとかその歴史とかについて自分は詳しいと思う?

  • 確かに、世界においての日本の位置づけだとか、世界情勢とかについて国民自体が疎い気がする。それを補ってくれるのがリベラルアーツ?

  • そうね。悲しいことに、どうして?なぜ?について教えてくれない教育のたまものが私たちだと言えるわ。

日本人は、基本的に難しい式を解くといったことは比較的得意で、自国や自分についての話し合いなどは苦手だとされています。

リベラルアーツの類義語

リベラルアーツの類義語として、「ルーツ」などがあげられます。

リベラルアーツまとめ

日本人は特に、国のルーツや自分のルーツについての知識がないことがあげられます。それは、どうして?なぜ?といったことに焦点を当てない記憶学習に重点を置いてしまったことの弊害とも言えます。
特に、センター試験などにおいても科目が絞られているためにその科目だけの専門知識だけがついていってしまいます。しかし、社会に出てみると本当に必要なのは、自分はなぜこの仕事をしているのか、この仕事を行うことによってどのような利益が出ているのかという、どうして、なぜ、といった部分に直面します。
日本人の仕事は、特に機械的な仕事が多いとも目されていて、これからの自動化などによって大きな打撃を受けるでしょう。そんなことにならないためにも、自分自身に問いかけるということをしていきましょう。

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