レイド(Raid)
｢レイド｣とは｢オンラインゲームで仲間とボス倒しなどで協力する事、ゲーム動画サービス”Twitch”で視聴者を他動画に移動させる事｣です。ゲーム界隈で使う俗語となる専門用語が｢レイド｣で、強敵であるボスを仲間と一緒に倒す協力プレイを指します。また、｢Twitch｣というゲーム動画の配信サービスでも機能の一つとしてあるので、少々混乱しますがそれぞれ別物と認識して下さい。
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レイドの意味とは
｢レイド｣の意味は以下の通りとなります。
(1)英語表記｢raid｣の直訳｢急襲｣｢奇襲｣｢襲撃｣が転じて、オンラインゲームで仲間と協力して強敵を倒そうとする事やダンジョンなどに入る事で、特に大ボス戦などのイベントで用いる表現。
(2)ゲーム配信プラットフォーム｢Twitch｣で自分の配信動画が終わる際に観ている視聴者を他の配信チャンネルに移動させる機能で、送り先の配信者と仲良くなる切っ掛けとなる。
｢レイド｣は英語表記｢raid｣で、基本的にはオンラインRPGやゲーム配信プラットフォーム｢Twitch｣で使われるゲーム用語です。そもそもはオンラインRPG(MMORPG:大規模多人数同時参加型オンラインRPG)などにおいて仲間と協力して強敵である大ボスなどを倒す際に使われ、それが転じてボス戦以外のゲーム内イベントや｢Twitch｣でも使用されるようになります。オンラインRPGの大ボスは基本的にはとても強いので、自分1人だけでは倒せないので仲間と協力するのは必須です。そこがゲームが盛り上がる要素でもあるのですが、だから仲間とパーティーを組むので｢レイド募集｣｢レイドボス｣｢招待レイド｣｢レイドに参加｣｢レイドバトル｣といった使われ方がされます。もう一つは｢Twitch｣での｢レイド｣で、まず｢Twitch｣は最も人気や勢いがあるゲーム動画の配信サイトになります。ここには様々なゲームの動画配信やライブ映像があり視聴者は好きなゲームを観て楽しむ事が出来ますが、ライブにおいて配信者が終了する際に観ている視聴者を他の配信先に移動させる機能が｢レイド｣です。要するに便利なお節介機能といったところで、視聴者としたら勝手に動画先が変わる訳ですが同じ｢Twitch｣内の他ゲームに移る事になり、嫌なら自分で変更すれば良いのでそこまで不快ではありません。また、移された他の配信者にすると視聴者が勝手に増えるので感謝しかなく、一種のコミュニケーションを取れる切っ掛けとなります。
レイドの由来
｢レイド｣が最初にゲームで仲間と協力するとして登場したのが1991年に発売されたテキスト形式のRPG｢DikuMUD｣で、その後1999年に発売されたMMORPG｢EverQuest｣で現在の意味合いで用いられるようになります。
レイドの文章・例文
例文1.ゲーム内では仲間とレイドする喜びを体感できるが、実生活ではいつも一人で誰とも仲良くなれず、そのギャップは天と地の差があり時々混乱する。
例文2.40歳になってポケモンのレイドバトルが人生唯一の楽しみだ。
例文3.現実生活も有権者が協力して増税や不正ばかりする日本を牛耳る巨大組織をレイド出来れば良いのだが、デモすら馬鹿にする国民感情には強い者に従い大人しく死んでいくのが最高な人生の過ごし方なのだ。
例文4.ゲーム購入では内容よりもレイドコンテンツで作品を選ぶようになった。
例文5.ゲームの掲示板には｢レイド固定の日｣といった書き込みが溢れ、パーティーを組んで参加日を決めておくようだ。
｢レイド｣を使った例文となります。
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レイドの会話例
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まだ寝ないの？ 明日も仕事早いんでしょう？
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そうだけど、今…、レイドバトルがいいところなのよ。私だけ抜けられないでしょう？
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レイドバトルなら仕方がないか…、ってもう2時間ぐらいゲームやってない？ いい加減にしないと。
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うるさいな。そこにいるなら、コーヒーでも淹れて持ってきなさいよ。気が利かないわねー。
ゲーム好き妻を心配する夫という内容です。
レイドの類義語
｢レイド｣の類義語には｢固定｣｢ID｣｢IB｣｢レイドバトル｣｢レイドボス｣などの言葉が挙げられます。
レイドまとめ
基本的にはオンラインゲームで仲間と協力してボスに挑んだり、ダンジョンに入るのが｢レイド｣です。またゲーム動画配信サービス｢Twitch｣では自分の動画視聴者を他の配信者に移動させる機能も｢レイド｣となります。ですからオンラインゲームのパーティー作りと動画配信サービスで使われる専門用語と覚えれば問題ありません。