「ロウリュ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

B!

ロウリュ(Loyly)

「ロウリュ」とは「サウナ施設でストーブ上の石に水をかけ水蒸気を発生させたり、タオルを扇いで熱風を入浴者に送り体感温度を上昇させる行為」です。サウナ好きにとっては温度上昇が苦痛ではなく快感に近く、だからこそ「ロウリュ」が人気となっています。今では「日本サウナ熱波アウフグース協会」が発足し、「ロウリュ」の日本一を決める大会が開催されるほど「サウナ」が盛り上がっています。

[adstext]
[ads]

ロウリュの意味とは

「ロウリュ」の意味は以下の通りとなります。
(1)フィンランドの伝統的なサウナ入浴法で、ストーブなどで熱したサウナストーンにアロマ水を掛けて出た水蒸気をタオルで扇ぎ、熱風で入浴者の発汗作用をさらに高める。
(2)サウナ利用者の体温をさらに上げる為、従業員がストーブ上の石に水などを掛けて水蒸気を発生させタオルで扇ぎ熱風を送る行為やサービスの呼び名。
(3)「ロウリュウ」も同義。
「ロウリュ」はフィンランドで昔から伝わる伝統的なサウナの入浴法で、体感温度をさらに上げる為に従業員など施設スタッフがタオルを扇ぎ熱風を利用者の体に当てたり、水蒸気でサウナ室の湿度を上げる行為です。サウナはフィンランドやドイツにロシア、そして日本で特に人気が高く、それ以外の国では多少マイナーですが、それでも近年は健康効果やストレス発散などで人気を集めています。日本では「ロウリュ」をする人はサウナ専門店やスーパー銭湯などの従業員ですが、サウナ好きが集まる人気店になると専門スタッフが担当し「熱波師」とも呼ばれます。要するに普通に「ロウリュ」をするだけでは飽きられるので、タオルを回転させたり団扇でより強い熱波(熱風)を入浴者の体に当てるなどパフォーマー的な存在感を発揮します。また、サウナストーンに水を掛けるのではなくアロマ水にするなど拘りもあり、これらが男性客だけでなく女性客からも好評となっています。本場フィンランドではここまでやらないので、日本ならではのお客を喜ばすサービスなのです。因みに最近では、従業員などではなくお客自らが蒸気を発生させる「セルフロウリュ」、全自動で蒸気や熱風が送られる「オートロウリュ」を導入しているサウナ施設もあります。

ロウリュの由来

「ロウリュ」の由来はサウナの本場であるフィンランドです。フィンランド語「löyly」は「サウナストーブの蒸気」という意味なので本来は熱風を当てる事ではないのですが、日本では熱風と蒸気をセットで「ロウリュ」と呼んでいます。因みに発祥の地であるフィンランドでは、石器時代やそれ以前から人々は入浴していたと伝えられています。

ロウリュの文章・例文

例文1.週末になるとサウナが俺を呼んでいるので、どんなに疲れていてもロウリュ目的でお店に向かってしまう。
例文2.ロウリュは健康効果があるとされるが、生活習慣病を患っているならほどほどにすべきだ。
例文3.芸能人とヤクザはサウナ好きが多いとされるが、それはロウリュが気持ちいいのではなく薬物を抜く為に利用していると噂されている。
例文4.太っているのでサウナにいかなくても、まるでロウリュをしたように大量の汗をどんな季節でも掻く。
例文5.近くに人が寄ってくるのもゴメンだが、汗臭い連中と一緒に一つの空間に居るのは耐えられないのでロウリュを一度も体感する事なく人生が終わるだろう。
「ロウリュ」についての例文となります。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

ロウリュの会話例

  • じゃあ、そろそろ出かけますか?

  • そうね。いい時間だしね。

  • でも、夫婦揃ってサウナ好きも珍しいよな。それも、二人ともどエムで極度のロウリュ好き。

  • SNSでサウナ好き同士って意気投合し、そのまま結婚。今は週末になるとロウリュをやってもらいにスーパー銭湯に通うんだものね、変な二人よ。

サウナ大好き夫婦がサウナに出掛ける前の会話内容です。

ロウリュの類義語

「ロウリュ」の類義語には、「アウフグース」「バーニャ」「セルフロウリュ」「オートロウリュ」「ヴィヒタロウリュ」などの言葉が挙げられます。

ロウリュまとめ

「ロウリュ」とはサウナ用語で、サウナストーブの上にある熱された石に水を掛けて水蒸気を出したり、タオルで扇ぎ入浴者に熱風を送る行為です。「ロウリュ」によって体温が一時的にさらに上がるので、それがリラックス効果や健康効果を高めるとしてサウナ愛好者から人気を得ています。

最新の記事はこちらから