ロジカルシンキング(logical thinking)
ロジカルシンキングとは、「主張の根拠に筋が通っている論理的思考」です。ロジカルシンキングは主にビジネス社会で使われることが多く、マーケティング業やコンサルタント業を職とされている方はおなじみではないでしょうか。ですが、これはマーケティング業やコンサルタント業だけに通じることではないので、意味や論理的思考とは何なのか?について解説していきたいと思います。
この記事の目次
ロジカルシンキングの意味とは
ロジカルシンキングとは、「物事を論理的に思考する」ことで、「なぜそのような結果になったのか?」「なぜ問題が発生したのか?」を深く掘り下げて、筋の通った答えを導き出す思考の事です。
ロジカルシンキングの由来
ロジカルシンキング(Logical thinking)とは英語から来ていますが、実際のところ英語で検索をしても、「論理的思考」と出てくることはありません。日本語訳された際に「論理的」「論理的思考」と変換されでできた言葉とされて、コンサルティング業界で使われ始めたのが始まりとされています。特に日本において外資系コンサルティングファームの代表例とされる「MBB」などはロジカルシンキングを問う入社試験で有名です。
ロジカルシンキングの文章・例文
例文1.問題を解決に導くには、もっとロジカルシンキングを磨かないといけない。
例文2.ロジカルシンキングは人の行動を察することもできるようになると先生に言われた。
例文3.ロジカルシンキングのように和製英語で意味が変わっているものは他にもある。
例文4.ロジカルシンキングは、本を読んだりしただけで身につくスキルではない。
例文5.ロジカルシンキングをする時には、ロジックツリーを作ると考えやすい。
ロジカルシンキングはビジネス社会では必要なスキルになるので、身に付けれるのであれば身に付けた方がいいです。
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ロジカルシンキングの会話例
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クライアント先から苦情があって、全く問題が解決されていないと言われたけど、どう見てもそんな問題ないと思うんだよね。
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でも、クライアントから言われたのであれば、問題解決は絶対だから、探さないといけないね。もしかすると、こっちのせいではないかもしれないから、ロジカルシンキングでロジックツリーを作ってみたら?
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ロジカルシンキングってない?全く聞いたことないよ。
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ロジカルシンキングは、起こったことに対して論理的に考えて答えを導くことだよ。だから、今回であれば問題から逆算して「なにが悪いのか?」を追求していく事。まずはそこからやっていくといいと思うよ。
ロジカルシンキングは、問題解決はもちろんのこと、相手に見せることで相手も原因が一目で分かるからお互いに納得がいく答えが見えてきます。
ロジカルシンキングの類義語
ロジカルシンキングの類義語は、「ロジカルな思考」「論理的思考」「論理的」が上げられます。
ロジカルシンキングのまとめ
ロジカルシンキング=「論理的思考」といたってシンプルな意味ですが、勉強していくと奥が深く、マーケティング業などであれば人の心理行動にまで入っていく事ができます。また、ロジカルシンキングは有用な反面、論理的過ぎると人間味がない答えを導き出してしまう可能性があるので、気を付けて問題定義をする必要があります。