「一翼を担う」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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一翼を担う(いちよくをになう)

「一翼を担う」とは、重要な役割をしっかり受け持ち、責任もって己の果たすべき任務を行うことです。ちょうど母の日に息子が意気揚々と「今回は俺が料理の一役を担う!」と言っていたのですが残念、一役は「担う」のではなく「買う」ものですね。「一翼を担う」も「一役買う」という言葉には違いがあるので、混同しないように詳しくみていきましょう。

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一翼を担うの意味とは

「一翼を担う」の読みは「いちよくをになう」、「一役買う」は「ひとやくかう」ですね。「一翼を担う」という言葉の意味は「全体の中の一つの役割を受け持つ」という意味ですが、その役割は「かなり大きいもの、重要なもの」であります。鳥の「翼」も二翼ですので、そのうちの一翼となるとかなり大きな割合ですね。ですので「一翼を担う」は一大プロジェクや大きな団体のリーダーなど「重大な責任を伴う役割を受け持つ」ことを表すのです。

一翼を担うの由来

「一翼を担う」の「一翼」は鳥の片方の翼を表しています。「担う」は「担ぐ。自分の責任下で引き受ける」意味です。ということで「重大な責任を伴う立場や役割を引き受ける」ことを「一翼を担う」というようになりました。

一翼を担うの文章・例文

例文1.私は彼がチームの一翼を担う重要な存在になると期待している。
例文2.学生時代に御社の理念に感銘を受け、将来その一翼を担う存在になることが今の私の夢です。
例文3.どうか私にこの地域の将来の一翼を担わせて頂けないかと今回立候補させて頂きました。
例文4.日本は核廃絶に向けて一翼を担う存在になる必要がある。
例文5.このイベントはボランティアという枠を超えて、市民の意識改革の一翼を担った。
「一翼を担う」は人だけに限らず、団体や国または存在に対しても使うことが出来ます。褒める時、鼓舞する時、アピールする時に使いましょう。

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一翼を担うの会話例

  • 次のプロジェクトは彼に一翼を担ってもらおう。

  • そうですね。彼の情熱は部署全体の牽引役としても一翼を担うはずです。

  • 新入社員も彼に刺激を受けて、将来我が社の一翼を担う存在になるよう日々精進して欲しいとこだな。

  • 彼は指導力もあるので、社員全体のレベルアップの一翼も担うことでしょう。

一翼を担うという言葉はポジティブな場合にのみ使われます。「片棒を担ぐ」のようにマイナスは意味はありません。

一翼を担うの類義語

「一役買う」や「一端を担う」は類義語といえますが、こちらはマイナスな意味の場合にも使うことが出来ます。混同しやすいこともあるので、各々しっかり理解して気をつけましょう。

一翼を担うまとめ

類義語とは違いポジティブな意味でのみ使う非常に前向きな言葉です。周りの人や部下を褒めたり励ましたりも出来ますし、自分をアピールする際にも使えます。ビジネスではよく耳にする言葉なので、正確に理解し「一翼を担う」ようなキーパーソンを目指しましょう。

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