一言芳恩(いちごんほうおん)
皆さんは人から親切や恩義を受けたときにそのことを忘れずに覚えていますか。覚えていないと言う人もいるでしょうし、中には覚えていてそのことについてお礼をしたり、感謝する人もいると思います。それは人によって考え方はそれぞれでしょう。そんな恩を受けたら忘れずに感謝することを表す言葉として一言芳恩というものがあります。一言芳恩について意味や使い方を今回は見ていきたいと思います。
一言芳恩の意味とは
一言芳恩は、声をかけてもらったことを忘れずに感謝するという意味の言葉です。
一言芳恩の由来
一言芳恩の「芳恩」は人から受けた恩を指していて「一言」はかけてもらう言葉のことを指します。これらの言葉が組み合わさって一言芳恩は成り立っています。
一言芳恩の文章・例文
例文1.あのときの恩師の言葉を一言芳恩に感じていて今も心の中にその言葉が残っている。
例文2.一言芳恩の気持ちを忘れずにアドバイスをしてくれた人には感謝するようにしている。
例文3.あのときに彼の言葉がなかったら今も私はきっといないだろう。一言芳恩の気持ちでいっぱいである。
例文4.一言芳恩と言わず、普段から恩を受けたときには感謝の気持ちを伝えるもの勿論だが、そのことを忘れないようにしている。
例文5.私は今でも尊敬する選手にかけてもらった言葉のおかげで自分もプロ選手として活躍できていると思っているし、とても感謝している。まさに一言芳恩である。
これらから一言芳恩という言葉は感謝の気持ちを表現するときに使えることがわかります。ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
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一言芳恩の会話例
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この前上司にとてもいいことを言ってもらってそのおかげで今日も仕事を頑張れているんだよ。
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そうなのかい。恩を受けたら忘れずに感謝するってことは大切だよね。
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うん。僕も一言芳恩は人との繋りにおいて大切だと思うよ。
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そうだね。今度その感謝を何かしらの形で伝えられるといいね。
一言芳恩という言葉は忘れずに感謝するということを表すことができます。また、転じて声をかけてくれた人を主人として仰ぐという使い方もされることがあります。こちらの意味も知っておくと役に立つでしょう。
一言芳恩の類義語
一言芳恩の類義語には、「一飯千金」「飲水思源」「一宿一飯」などがあります。
一言芳恩まとめ
生きていれば親切や恩義を受けてとても感謝していることもあると思います。忘れずに感謝の気持ちを覚えておくことはとても良いことであると感じます。また、その感謝の気持ちを何かしらの形で伝えられるとさらによいでしょう。
一言芳恩だけではなく、受けた恩には感謝の気持ちをもつことができるといいですね。