「万国博覧会」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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万国博覧会(ばんこくはくらんかい)

「万国博覧会」とは「5年に一度各国で開催される最先端技術を展示する世界的大イベント」です。日本人にとっては「万博」という愛称で有名で、何と言っても1970年に日本初で開催された「大阪万博」は大きなインパクトを残す事に成功し、それ以降は日本だけでも何度も開催されています。その「万博」が再び大阪で2025年に開催される事となり、今から盛り上がりを見せています。それでは「万国博覧会」とはどのようなものなのか、簡単ながら説明させて頂きます。

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万国博覧会の意味とは

「万国博覧会」の意味は以下の通りとなります。
(1)世界各国の最先端技術を一堂に集めた展示会で、かつては数年や10年弱で一度の不定期開催だったが2000年以降は5年に一度各国で行われ、2025年は大阪市で開催される予定。
(2)複数国が参加する最新技術や文化を展示する「国際博覧会」の事で、五輪やサッカーw杯同様に経済効果も期待できる世界的な大イベント。
(3)「国際博覧会」の通称で、万国博・万博・エキスポなども同義。
”万国”は「あらゆる国」「世界全ての国」、”博覧会”は「産業や貿易や学術や技芸などの振興・促進の為に種々の産物などを集めて展示して一般人に公開するイベント」で、世界中の国々や企業が参加する産業などの大イベントが「万国博覧会」です。大昔の起源では、かつてのペルシア王国が芸術品や戦利品を民衆に披露したのが始まりで、正式には1851年にイギリス・ロンドンで第1回「万国博覧会」が開催されました。その後は芸術や技術などに徐々にシフトしていき、日本でも1970年に大阪で日本初の万博「大阪万博」が開催され、芸術家の岡本太郎がデザインした有名な「太陽の塔」が建造され、万博終了後も万博記念公園に残されています。以降は日本では何度も開催され、1975年に沖縄で「沖縄国際海洋博覧会」、1985年に茨城県つくば市で「国際科学技術博覧会」、1990年に大阪で「国際花と緑の博覧会」、2005年に愛知県で「日本国際博覧会」、そして2025年に大阪で三度目の万博「日本国際博覧会」の開催が決定しました。万博開催には肯定ばかりでなく異論反論も多く、中でも言われるのは、かつての高度経済成長を遂げている時期ならまだしも、現在の人口減という衰退期に巨額の投資をして開催するメリットは少ないと懸念されています。要するに経済効果よりも経済損失の方が多くなり、特にコロナ禍の社会もあって巨額赤字となる見込みがあるのです。しかし大阪市や経済産業省は万博によって十分な経済効果があり、また統合型リゾート施設(IR)との兼ね合いから絶対に成功させると意気込んでいます。

万国博覧会の由来

「万国博覧会」の歴史は、第1回は1851年にイギリス・ロンドンのバイドパークで「ロンドン万国博覧会」が開催され開催日数は141日、入場者数は600万人以上と大成功を収めました。以降は数年おきにニューヨークやパリなど欧米各国の大都市で開催され、1970年の大阪万博は日本初であり同時にアジア初という快挙でもありました。

万国博覧会の文章・例文

例文1.万国博覧会を開催すれば少なくても数千万規模の来場者が期待できるので開催を考える政府や自治体の気持ちも理解できる。
例文2.地元で万国博覧会が開催されれば経済効果も莫大になる。
例文3.子供の頃に家族で行った万国博覧会は今でも良い思い出だ。
例文4.万国博覧会がつくば市で開催された時は各パビリオンのあるべき未来の姿に感動したが、それが現在はまったく違うものばかりで人の予想通りには未来はならないと教訓になった。
例文5.企業による最新技術のアピール場と化した万国博覧会は、大人にとっては金儲けの道具だが子供達にとっては夢と希望の異世界なのだ。
夢と現実と皮肉的な「万国博覧会」についての例文です。

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万国博覧会の会話例

  • 大阪で開催される万国博覧会、もう今から楽しみだよ。

  • 呑気で良いわね。

  • えっ、どういう意味?

  • もしかしたら無観客でリモートによるかもよ。コロナが終息しているとは限らないからね。

コロナ禍で開催されるかも知れない大阪の「万国博覧会」についての男女の会話です。

万国博覧会の類義語

「万国博覧会」の類義語には、「国際博」「万国博」「花博」などの言葉が挙げられます。

万国博覧会まとめ

「万国博覧会」は世界各国で5年置きに開催される国際規模の博覧会です。その都度のテーマに応じた国や企業が参加してパビリオンが展示されます。五輪やサッカーw杯に次ぐ大イベントなので集客も期待されますが、建設費も膨大になるので採算が取れるのか不安視もされています。

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