「中二病」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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中二病(ちゅうにびょう)

ネットスラングの中には、ネットの世界を飛び出して実生活でもすっかり定着している言葉もあります。その代表例が「中二病」で、元々はタレントの伊集院光が当時の人気ラジオ番組で発した言葉ですが、それが中学生特有の大人びた態度や言動、生活スタイルの代名詞として、今では普通に使われ、また意味も通るようになっています。しかし、中には間違った使い方や何となく理解している方もいるので、ここできちんと解説をさせて頂きます。

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中二病の意味とは

「中二病」とは、自らを揶揄して使うか、又は相手から陰口として使われるかで、多少意味合いが違ってきます。しかし、共通しているのは、思春期の特に男性に多い、過剰な自意識や勘違いから起こる言動や態度などを指す全般を総じて「中二病」となります。ですから、大人びて反抗的になり不良に憧れるのも、またアニメやゲームに異常に嵌まるのも、方向性は違くてもこれまでの自分から脱却や変化をする事から、目的は同じとなります。また、逆に何もしなくても、周囲に溶け込めなかったり、幼少期よりも性格などが暗くなると、これも一種の「中二病」となり、実に幅広く定義が難しくなります。

中二病の由来

タレントの伊集院光が、1999年に放送していた深夜のTBSラジオ番組「伊集院光 深夜の馬鹿力」で、「中二病」と発した事から瞬く間に世間に広まった俗語となります。この当時は、ラジオ番組のファンだけの共通語でしたが、インターネットの普及により2005年頃から某掲示板などで、相手を誹謗する際などに使われ始め、再び脚光を浴びるようになり、今ではすっかり定着したネットスラングの代表的な扱いです。中二病、厨二病、高二病、大二病、また○○病も殆ど同じ意味として、使われています。

中二病の文章・例文

例文1.学生時代は中二病を発症させていたので、今振り返るのは恥ずかしい!
例文2.中二病の頃の趣味が今でも続いている!
例文3.中二病の症状を自慢し合うと、お酒の席で盛り上がる!
例文4.中学時代はコンプレックスの塊で、中二病が酷かったがそれも良い思い出だ!
例文5.中二病が治りかけたら、大学で大二病になってしまった!

大半は自らの過去を蔑んだり、卑下する際に「中二病」という表現を使います。しかし、中二病の最中の場合は、なかなか冷静な判断が出来なかったりします。

中二病の会話例

  • 中学校の卒業アルバム見せてよ?

  • いいけど、笑わないでくださいよ!

  • ちょっとこれ、すごい髪型だねー、まるで不良みたい!

  • 私、この頃は所謂、中二病で、こういうのに憧れてたんですよ(笑)

若い恋人同士が、彼氏の自宅で中学校の卒業アルバムを初めて見て、驚く様子となります。今の真面目さとは真逆な不良な感じに、正に中二病を発症させていた感が出ています。

中二病の類義語

「中二病」の類義語には、「リア充」「大二病」「高二病」などの言葉が挙げられます。

中二病まとめ

思春期特有の自我が発達する時期をネットスラング(俗語)で、「中二病」と言います。すっかり定着した言葉ですが、正確には50代以下のネットなどにある程度理解がある人には意味が通り、中学二年頃の多感な子供を的確に表現しています。

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