「仮面浪人」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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仮面浪人

仮面浪人とは、学生として大学に籍を置きながら、密かに他大学への入学を夢見て、日夜受験勉強をおこなっている大学生のことです。これから大学受験をおこなう学生さんも保護者の方も、是非知っておきたいのが仮面浪人という受験ワードです。仮面浪人にはどのような言葉の意味があるのでしょうか。これからの人生の進路を決めるための、ひとつのヒントにしてみてくださいね。

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仮面浪人の意味とは

仮面浪人の意味は学生として大学に籍を置きながら、実は他大学への入学を夢見て、日夜受験勉強をおこなっている大学生のことです。高校3年生のとき第一希望の大学にパスできなかったため、とりあえず第2や第3の希望大学に入学し安全圏を進みながら、さらなる高みを目指しているケースが多くなっています。

仮面浪人の由来

仮面浪人という言葉が目立ち始めたのは、実はごく最近のことです。2016年ころから少子化を背景に、政府が私立大学の定員数をさらに少なくするように提言をおこない始めました。これによりブランド力のある有名私立大学の門はかつて無いほど狭くなり「第一希望に入れない」受験生が増加。浪人という道を選ばずに第一希望をもう一度チャレンジできる、仮面浪人生が増えつつあります。浪人はできるだけ避けて欲しい親の意向と、どうしても目指すべき大学に入りたい学生の意志がマッチした、あたらしい受験のカタチです。

仮面浪人の文章・例文

例文1.仮面浪人を念頭におきながら、A大学への入学を決意した
例文2.私大の定員数が減り、仮面浪人の勢いはとどまるところを知らない
例文3.仮面浪人になってもいいから、浪人だけはしないでね
例文4.1年の仮面浪人を経て、見事難関といわれるT大学医学部を突破した
例文5.学校に通わないいわゆる仮面浪人に対しての、改善策を進言した
私立大学の定員数を大幅に超えると、国からの助成金を受け取ることができない私立側の課題も生まれます。仮面浪人が増えると、本来入りたいはずの受験生が合格できなくなるデメリットも生まれるため、問題の解決にはいま一度の時間がかかりそうです。

仮面浪人の類義語

仮面浪人によく似た表現として挙げられるのが「仮面就活」です。仮面就活とはオフィスに在籍しながら、他企業への転職をねらうテクニックのひとつ。また「仮面退社」という言葉もあります。受験も就職も「仮面」というマスクが必要な時代なのかもしれません。

仮面浪人まとめ

仮面浪人とは第1志望の受験にミスしてしまったため、浪人をさける意味で第2や第3の大学に通いつつ、翌年以降の受験を狙うあらたなパターンです。仮面浪人が生まれる背景には国の「私立大学の定数削減」の施行があります。
仮面浪人を選ぶときには「本当に大学に通いながら受験対策がおこなえるのか」「将来どのような道に進みたいのか、また仮面浪人することで夢はかなうのか」じっくり吟味することも大切です。

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