低浮上(ていふじょう)
「最近忙しくて低浮上ですがよろしくお願いします」などアカウントのプロフィール欄などで見かけたことはないでしょうか?この「低浮上」という言葉はSNSなどのネットにて若者の間でよく使われている言葉になります。本当に沈んだり浮いたりするわけではないのでしょうが、なぜこのように「浮く」「沈む」と使われているのでしょう。これから解説していきます。
低浮上の意味
主にTwitterなどで使われますが、顔を出している(閲覧している)状態を「浮上」していると若者は表現します。なので、一日一回程度、もしくは数日に一回、数ヶ月に一回くらいの頻度でたまに顔を出すよ、たまにしか見ないよという状態の時に「低浮上」と使われます。
低浮上の由来
人と関わる時や情報を発信、更新する時に「浮上」するというのはネットの海に住んでいるような表現ですね。プロフィール欄に「低浮上です」と記すのは、あまり見ないので返信や反応することがはすぐにはできません、と前もって知っておいてほしい時に使われるようです。ネットが中心になっている現代では「すぐに返信しないってことは嫌われているということか」と不安になってしまう人が多いので、「いやいや嫌いとかじゃなくてあんまり見ないから反応遅れるだけだよ」と安心してもらうための簡潔に伝える言葉となっています。
低浮上の文章・例文
例文1.寝る前や本当に暇な時しかSNSを見ないのでプロフ欄に低浮上ですと書いておいた
例文2.低浮上と宣言するとすぐ返信しなくても心配されないから気が楽だ
例文3.色んな人と関わりたいが仕事が忙しすぎてSNSに低浮上気味になってしまう
例文4.インスタフォローしてもいいけど私は低浮上だからあんま更新しないよ
例文5.Twitterに低浮上だった漫画家が「病気で入院していたが退院でき他ので来月漫画再開する」と浮上していてとても驚き心配したが、無事だったのどまた漫画が読めると思うと嬉しくなった
人と関わるLINEやTwitterなどで「すぐ反応できない」性格や状態である場合に低浮上と使われることが多いです
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低浮上の会話例
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Twitterやってるって友達から聞いたけど、俺もフォローしていい?
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いいけど、私低浮上だからあんま面白くないと思うよ?
それでもよければどうぞー -
大丈夫!ありがとう!もし良かったら気軽にリプしたり絡んでね!
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わかった、タイミングが合えば絡みにいくね
若者は話しかけたり関わることを「絡み」と言うことが多いですね。「リプ」はリプライ(返信)のことです。
低浮上の類義語
低浮上は「たまに顔を出す」「たまにみる」などの言葉に言い換えることができます。
低浮上まとめ
どんな時でもスマホやパソコンを使用し、手放せなくなってきてネットで簡単に人と関わることができるようになった今、すぐ返信返さないと嫌われる、話しかけられなくなるなどといった問題や不安を抱える人が多くなってしまいました。寝てた、ご飯食べてた、人と遊んでた、と言っても嘘だ、すぐ返信消せるはずと思っている人も中にはいるようです。監視されているような感覚になってスマホを見なくなる人も出てきました。そういった人間関係のトラブルを防止するために、前もって「低浮上」だと伝えすぐに反応できないことを伝えておくと自身も相手も過度な心配をしなくていいという仕組みです。人と関わるのが面倒くさくなる前に、こういった予防策もあることを覚えておくといいですよ。