「余裕綽々」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)

「余裕綽々」とは、ゆったりと落ち着いていて焦らないことを表しています。「余裕」という言葉が含まれていると、何だか少し落ち着いていて安心感もあるのではないでしょうか。ここでの余裕もゆとりのある様子を表しています。それでは、今回は「余裕綽々」について解説していきます。

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余裕綽々の意味とは

余裕綽々とは、ゆったり落ち着いていて焦らない様子を表しています。焦らずゆったりとしている、ゆとりのある様子を表す「余裕」と、非常にゆったりしていてこせつかないという意味の「綽綽」を組み合わせた言葉になります。そのため、非常に落ち着いた様子で、大いに余裕を感じられる状態を表しています。因みに、余裕綽々は英語では、「calm and composed」と表記されます。

余裕綽々の由来

余裕綽々の由来は、中国の思想書「孟子」からきています。孟子の中に、「豈に綽綽然として余裕有らざんや」という言葉が出てきます。この意味は、人の進退は余裕綽々であるという事を表しています。つまり、余裕綽々とは、人の進退が起源となった言葉です。

余裕綽々の文章・例文

例文1.前半で点差を付けた分、後半は余裕綽々でプレイする。
例文2.急な変更も余裕綽々で対応するところこそ、彼を尊敬する部分だ。
例文3.余裕綽々で臨んだ試験がまさかの凡ミスだらけで不合格だった。
例文4.緊張が相手に伝わらないように余裕綽々と振る舞うようにする。
例文5.いつも余裕綽々としている彼女が自信を無くしていると心配になる。
余裕綽々を使った例文になります。

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余裕綽々の会話例

  • あの上司はいつも働きすぎなくらい働いているのに余裕綽々としてるよね。

  • そうだね。忙しくても全然態度に表さないから本当にいいよね。

  • でも時々、疲労困憊で倒れないか心配になるよね。

  • そうね、休んでいるところ全然見たことない。

余裕綽々と働く上司について会話している様子です。

余裕綽々の類義語

余裕綽々の類義語は、「泰然自若」「冷静沈着」などがあげられます。

余裕綽々の対義語

余裕綽々の対義語には、「右往左往」「周章狼狽」などがあげられます。

余裕綽々まとめ

余裕綽々とは、ゆったりと落ち着いている様子を表す言葉でした。どんなに焦っていても物事は上手く進まないですし、自身の気持ちを落ち着かせるためにも余裕綽々としているといいかもしれませんね。

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