便りがないのは良い便り(たよりがないのはいいたより)
「便りがないのは元気な証拠」「無沙汰は無事の便り」などいろいろな言い方があり、手紙や連絡が来ず心配や寂しい思いをしている親族や恋人などに対して励ます意味で使われることの多い言葉です。なぜこのように言われるようになったのか、由来なども含めて解説していきます。
この記事の目次
便りがないのは良い便りの意味
人は平穏で特に何もない時はなかなか手紙を書いたりしないため、手紙がないというのはきっと平穏な生活を送っているからそんなに心配しないで良いという意味になります。
便りがないのは良い便りの由来
元々は海外のことわざで「No news is good news.」が日本語に訳された言葉になります。それが便りがないのは良い知らせ」「便りがないのは元気の証拠」「便りがないのは無事な証拠」という風に様々な訳し方をされ、若干ニュアンスの違った表現をされることがあるようです。
便りがないのは良い便りの文章・例文
例文1.家を出た息子から連絡がなくて心配だが便りがないのは良い便りだと思うことにしよう
例文2.便りがないのは良い便りというがやっぱり心配はしてしまう
例文3.母が入院している病院から何も連絡がないということは便りがないのは良い便りということだ
例文4.便りがないのは良い便りという言葉はいろんな言い方をされている
例文5.お隣さんに娘のことを話したら便りがないのは良い便りだよと励まされた
それほど心配しなくて良いと励ましの言葉になります。
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便りがないのは良い便りの会話例
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どうしたの?なんだか浮かない顔してるけど。
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あぁ、すみません、去年家を出た娘が電話も手紙もよこしてこないから心配で・・・。事故とかにあっていないと良いのだけど・・・。
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事故とかあったら警察か病院から電話が来るはずだよ。便りがないのは良い便りっていうくらいだし、きっと元気でやっているよ。
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まあ確かに、それもそうですね。
連絡をしてこない娘が心配な母親を男性が励ましている会話になります。今では連絡手段の幅が広がっているのでそれほど全く連絡が取れないということはほぼないかと思います。
便りがないのは良い便りの類義語
便りがないのは良い便りまとめ
便りがないのは良い便りという言葉は心配しなくても良いという意味の言葉になりますが、場合によっては「送らない」ではなく「送れない」ことがあるかもしれませんので、たまにでも連絡を取った方がいいということもあります。家庭によって事情や関係は異な流ので絶対にとは言えませんが適度にお互い連絡を取る約束をするか気に掛ける必要がありますね。