「便宜主義」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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便宜主義(べんぎしゅぎ)

何でもその場の雰囲気で決めてしまったり、行きあたりばったりで行動する人っていますよね。このような態度を便宜主義と言うのですが、これはあまり良い物事の考え方とは言えません。皆さんにはぜひそのことを知ってもらうため、今回は便宜主義について詳しく解説していきたいと思います。

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便宜主義の意味とは

便宜主義とは、物事の根本的な部分を見ずにその場の思いつきで対処することを意味します。「起訴便宜主義」とは全く意味の違う言葉なので注意が必要です。

便宜主義の由来

まず「便宜」というのは好都合であること、良い機会であることを表します。「主義」は物事の考え方や思想を表す言葉で、この二つを合わせた言葉が便宜主義となり、いい面だけを見て物事を判断することを意味します。

便宜主義の文章・例文

例文1.彼は便宜主義で毎回後から痛い目を見る。
例文2.便宜主義にはならぬよう熟考してから判断しよう。
例文3.便宜主義の良いところは行動に移すまでが早いところだ。
例文4.父は便宜主義であるせいか、毎回長考する母にイライラしている。
例文5.便宜主義は物事の表面しか見ていない証拠だ。
便宜主義ではあまりいいことはなさそうですね。

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便宜主義の会話例

  • 次の作戦どうしようかな。

  • 人はいっぱいいるんだし、人員を倍にしてみたら?

  • 人を増やせばいいってもんじゃないんだよ。相変わらず便宜主義だね。

  • せっかくアドバイスしてあげたのに失礼な人!

とりあえずそこにあるもので対処しておこうというのも立派な便宜主義の一つですね。

便宜主義の類義語

便宜主義の類義語には「ご都合主義」や「マッチポンプ」などが挙げられます。

便宜主義まとめ

便宜主義は、物事の本質を捉えずにその場しのぎの対処をすることを意味します。一時はその問題から離れられることが出来てスッキリするかもしれませんが、いい加減な判断をすればするほど後に負担も回ってきます。これからは皆さんも未来の自分を助けるためと思って、小さなことでももう少し慎重に考える癖をつけてみてください。

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