「値千金」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説！

値千金(あたいせんきん)

スポーツ新聞などで、｢値千金｣という見出しを見掛けた記憶がありませんか？ 特にサッカーなどでは、｢値千金のゴール｣は定番中の定番となっています。とても価値あるゴールと理解できますが、他にもどの様な意味や由来などがあるのか調べてみました。

値千金の意味とは

｢値千金｣の意味は以下の通りとなります。
　(1)非常に価値ある、価値が高い。
　(2)とても重要･大切、大きな意義･意味がある。
サッカーなどスポーツ用語として定着しつつある｢値千金｣ですが、その他の使い方もあります。上記の様な意味に相応しければ問題なく、｢値千金に相応しい活躍で犯人逮捕に貢献した｣等となります。要するに、”値”とは値段や価値、”千金”は｢一攫千金｣などでも使われる千両のお金で、高額の金銭となります。この二つを合わせた｢値千金｣なので、何百万や何千万もの価値ある様な活躍ぶりに対して用いられる表現です。しかし、高価な車などを購入する際に、｢値千金の買物｣等とは使いませんので注意して下さい。

値千金の由来

｢値千金｣は、中国･北宋時代の詩人･蘇軾の漢詩｢七言絶句｣の｢春夜｣に、｢春宵一刻値千金｣という句があります。これが｢値千金｣の起源とされ、｢春の夜は、短い間でも大変価値がある｣という意味になります。

値千金の文章・例文

例文1.妻と出会い結婚できたのは、値千金以上の出来事だ。
例文2.子供の誕生は、値千金に正に相応しいと心底思う。
例文3.サッカー日本代表は、値千金の決勝ゴールでアジアカップを手に入れた。
例文4.手に汗握り思わずテレビ画面から目を逸らしたら、値千金のミラクルショットで、渋野日向子選手が逆転優勝に近付いた。
例文5.若い時は仕事にプライベートと、値千金の充実ぶりだったが、今では愛犬だけが餌を求めて尻尾を振りよってくる日々だ。

｢値千金｣を使ったスポーツ、結婚などの例文となります。

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値千金の会話例

• 

  昨日のワールドカップ予選観た？
• 

  観た観た、大迫選手のゴールと、久保選手の値千金の決勝点。本当に良かったー！
• 

  日本代表はどんどん強くなっているよね。
• 

  本当だね。これから久保選手はスペインで、強豪相手に値千金のゴールを決めまくるよ。確信している。

サッカーのワールドカップ予選で、日本代表の｢値千金｣ゴールを喜ぶ男女の会話です。また、久保選手の今後についても希望を抱いています。

値千金の類義語

｢値千金｣の類義語には、｢貴重｣｢万金｣などの言葉が挙げられます。

値千金まとめ

｢値千金｣はスポーツ実況で興奮したアナウンサー、翌日のスポーツ新聞見出しなどで見かける事が多い言葉です。元々は、古代中国の｢七言絶句｣にある句が由来とされ、非常に価値があるや重要という意味を持っています。使いやすい言葉なので、キャッチフレーズとして今後も日本人選手やチームが活躍をする度に、紙面を踊るでしょう。