「元朝」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!「元朝」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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元朝(がんちょう)

「元朝」とは「元日や元旦、そして元日の朝の事」です。殆どの人は「元朝」を知らないと思いますが、これは元日や元旦の事であり、また元日の朝として1月1日の夜明けの時間帯ともなります。あまり使われる表現ではありませんが、昔の小説などでは時々見掛ける事もあるので、この機会に覚えてみて下さい。

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元朝の意味とは

「元朝」の意味は以下の通りとなります。
 (1)元日の朝。元旦。元日。1月1日。
 (2)「げんちょう」と読む場合は、モンゴル人が1271年から1368年まで支配した東アジアと北アジアの王朝であるモンゴル帝国の一国の正式国号を指す。他にも大元(だいげん)・元王朝(げんおうちょう)等々とも呼ぶ。
「元朝」は古代モンゴル帝国の国号を指す事もありますが、通常は「元日」や「元旦の朝」という意味になります。旧暦でもないかぎり一般的には1月1日を「元旦」とするものですが、敢えて「元旦の朝」と時間帯を限定したい場合などには「元朝」となります。しかし、それでもかなり珍しい表現法なので、古語的な用い方に限りなく近いと理解できます。

元朝の由来

「元朝」の由来は残念ながら不明ですが、文献としては14世紀後半の南北朝時代の教科書「異制庭訓往来」などに文言が記されています。

元朝の文章・例文

例文1.しがないITエンジニアなので大晦日から元朝まで仕事をしていて、今は疲れで頭がフラフラしている。
例文2.流石に東京駅でも元朝は人手が少なく新鮮だった。
例文3.元朝は毎年家族で初詣に行くのが習慣だ。
例文4.日本に帰ってきて驚いたのが、元朝でも宅配サービスをやっている事で海外なら考えられない。
例文5.今年は大晦日から元朝にかけて夜行列車で過ごす予定なので、今から興奮をしている。
「元朝」を使った例文となります。

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元朝の会話例

  • 今年は元朝ドライブに出掛けようと思っているんだよ。

  • 何か、そういうの素敵ですよね。憧れますよ。

  • えっ、何を言っているの? 一緒に行くんだよ。俺と一緒に夜明けの首都高を走るの。

  • ごめんなさい。私そういうの冗談でも無理ですから。それに大晦日から海外に行く予定があるので。

知人女性を「元朝デート」に誘ったが断られるという内容です。

元朝の類義語

「元朝」の類義語には、「新春」「正月」「新年」「年始」「年明け」などの言葉が挙げられます。

元朝の対義語

「元朝」の対義語には、「大晦日」「年末」「除夜」「年越し」などの言葉が挙げられます。

元朝まとめ

「元朝」は「元日の朝」「元旦」という意味です。1年の最初の日である1月1日の事で「元旦」の全時間帯ともなりますが、”朝”を強調したい場合などに使い分けとして「元朝」を用いる事もあります。

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