「先物」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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先物(futures)

先物取引を略して「先物」として、日経平均や原油などの商品を決められた日に、その価格で売買する約束となります。
より簡単に説明すると、後で支払いをして先に物を受け取るので、”先に物が来る”事から「先物」になったとされます。実際に原油や大豆の先物取引をしても、原油などを物として購入する事はありませんが、その権利を売買する事になります。
先物が扱う銘柄には株式や債券、金利や株価指数などが存在し、これらはネット証券や各金融機関などで購入ができます。購入するには証拠金を預ける事になり、また少額資金で楽しめる”ミニ日経225先物”などもあります。

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先物の意味とは

金融派生商品(デリバティブ)の一つが”先物”で、将来的な価格変動で利益や損失を被るのは、株など他の取引と原理はまったく同じです。しかし、先物は期間限定の取引で、それまでに反対売買をしなければなりません。
先物の意味としては、将来の約束した時期内に受け渡す条件の売買で、株の現物取引とは真逆になります。
期間、銘柄や商品、価格の売買が約束された取引となるので、株の買い建てのように条件次第で半永久的に持つ事は不可能です。また、配当や優待なども存在しません。しかし、証拠金を預ける事でレバレッジを効かせて何倍もの取引が可能となるので、儲けの利幅が株よりも高いのが最大の特徴となります。
反面でギャンブル性が高まり、投資のプロが多く参戦する事から、初心者が始めても利益を出すのは難しいです。
先物の銘柄は無数にありますが、一般的には日経平均やトピックスなど株価指数の先物が人気で、それ以外を個人投資家で売買するのは稀なケースです。最近は、株やFXを扱うネット証券や業者の多くが先物取引に対応し、低手数料で取引ツールも充実し簡単に始められるようになっています。

先物の由来

先物の中でも商品先物取引は、1531年にベルギーのアントワープで世界最初に行われたとされています。それが世界各地に広まったようで、日本の場合は1730年に大阪のコメ取引で先物取引の前身が始まったとされます。

先物の文章・例文

例文1.先物取引は昔は原油や大豆だが、最近は日経平均が一般的だ
例文2.投資の中でもギャンブル性高いのが先物
例文3.日経平均先物と日経平均の違いは何?
例文4.先物と他の投資の違いは何?
例文5.アメリカなど各国の株価指数に投資できるのも先物の魅力
先物はコツを掴めば分かり易い金融商品なのですが、言葉が氾濫しているので分かり辛いのも事実です。世に溢れる先物を使った文章も、どうしても説明や補足するものばかりとなります。

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先物の会話例

  • 先物に手を出したいんだけど、概念がよくわからないんだよね。
    だって、ないものを先に決済できるってのがよくわからないんだ。

  • それは確かにそうよね。ただ、動かしているお金が大きいから、儲けが大きい分損失も大きくなっちゃうからね。

  • そうだったね。先物は、少額でも始められるけど、
    ベテランもたくさんいるからやっぱりやめとくよ。

  • そうね。わたしは、先物に失敗したあなたをみれないから残念よ。

先物のがどういうものなのかは少しわかりにくいですが、一度内容を理解するとよくわかります。

先物の類義語

先物の類義語には、「金融派生商品」「裁定取引」「先物商品」などの言葉が挙げられます。

先物まとめ

将来に反対売買をする契約で取引するのが先物で、証拠金を預けたレバレッジ取引となるので少ない金額でも株価指数や金、債券など様々な銘柄に投資できます。その一方、少額でもリスクが高く、反対方向に値が動くと強制決済される可能性もあります。
最近は多くのネット証券が取り扱っているので、株やFXの口座を開設する際に、一緒に開いておくと便利です。しかし、取引をする際には株など以上に細心の注意が求められます。

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