入閣待機組(にゅうかくたいきぐみ)
いつの時代も話題に事欠かない政治界において、総理大臣が変わるというのは政治界でもトップクラスのニュースなわけですが、自民党内で総理大臣が変わるかもしれないとなるとソワソワしだす人たちがいます。それが入閣待機組です。なぜ入閣待機組と言われる人たちはそのようになるのでしょうか。入閣待機組とは一体何なのでしょうか。この機会に勉強していきましょう。
入閣待機組の意味とは
日本の国家の権力のバランスは、三権分立というシステムで保たれています。つまり日本の大きな権力は三つに分散されており、「立法権」「行政権」「司法権」という名前で分かれています。この行政機関の最高位にあたるのが内閣な訳ですが、内閣は総理大臣と複数の国務大臣とで構成されていています。この大臣というものに入閣待機組は関係してくるのですが、国務大臣になるためには条件があり、衆議院議員の当選が5回以上と、参議院議員の当選回数が3回以上であることが条件となります。その資格を持ちながら、大臣に就任できていない人たちのことを総称して、入閣待機組というのです。大臣になることは政界の人にとっては非常に重要であるといえるのです。
入閣待機組の由来
入閣待機組とは、内閣に入るため待機しているという人たちを総称して、入閣待機組と呼ぶようになりました。
入閣待機組の文章・例文
例文1.入閣待機組は大臣になりたくてしょうがないであろう。
例文2.入閣待機組はいつ内閣が解散するか時を伺っている。
例文3.入閣待機組は大臣になる資格がなければそう呼ばれない。
例文4.衆議院議員の当選が5回以上、参議院議員の当選回数が3回以上になったが、未だ大臣になれていないため、入閣待機組となった。
例文5.入閣待機組はどうしたら次に大臣になれるか考えていることだろう。
大臣になることがこれだけ大変なのかよくわかりますね。
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入閣待機組の会話例
総理大臣の体調が優れず、内閣が解散する可能性が出てきたから入閣待機組がソワソワしだしただろうね。
そうだね、大臣になれるチャンスがきたかもしれないってことだもんね。
そうだね、政治家の人はみんな大臣になることがステータスだからね。
それは何としてでもみんななりたいだろうね。
大臣になれたらステータスが上がるということなんですね。
入閣待機組の類義語
入閣待機組の類義語には、「大臣待機組」「入閣待望組」「大臣待望組」などがあります。
入閣待機組まとめ
このように入閣待機組とは、大臣になる資格を持っていながら大臣になっていない人という意味だとわかったと思います。合わせて三権分立や、内閣とは何なのかということまでもっと掘り下げて調べたら奥が深いですね。興味を持った人は調べてみるのも面白いと思います。