「凡例」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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凡例(はんれい)

「凡例」とは「書物や図面、最近では表計算ソフトのグラフに付ける説明の事」です。注意書きや補足、或いはラベルの様なものが「凡例」で、書物や図面やグラク作成ではそれぞれ微妙に異なりますが、要するに中身の解説という点ではどれも共通しています。作成者以外も理解できるように設けた付箋やメモといった方が理解しやすいかも知れませんね。そんな「凡例」についての解説となります。

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凡例の意味とは

「凡例」の意味は以下の通りとなります。
(1)書物の巻頭にあり編述の方針や使用法を述べたもの。
(2)学術書などの編集方針・利用仕方・注意・記号などの説明で前付に置かれる。
(3)エクセルなど表計算ソフトのグラフ作成時に表示するデータ系列の題名でデータラベルの事。
(4)図面や設計図などで記号の意味を解説する一覧。
「凡例」はこれまで図面などを設計する専門家や作業者が理解する記号解説、或いは書物の巻頭に解説されている方針などを述べたものという扱いでした。従って、大勢の人はあまり意識するものではなかったのですが、パソコンが普及して誰もがエクセルなどの表計算ソフトを使って簡単にグラフ作成が出来る様になると、「凡例」もまるで日の目を見る様に知れ渡る様になります。要するに、エクセルの棒グラフや円グラフの中身を示すラベル(データラベル)が「凡例」で、仮にタイトルが売上高なら、横軸の目盛りを日や月単位にしますが、それが何日や何月と明記するのが「凡例」です。図面の場合は、大抵は右上や左下などに記入した記号の意味を解説する為に明記した一覧が「凡例」で、専門家以外の第三者が見ても理解できるように設けています。云わば、注意書き・張り紙・ラベルなども比較的に近い意味となります。

凡例の由来

「凡例」の由来は、残念ながら不明です。文献としては、中国前漢時代の歴史書「史記」の注釈書「史記抄」(1477年)の「五」に文言が記されています。

凡例の文章・例文

例文1.エクセルでグラク作成が終わったが、凡例の修正を忘れていた。
例文2.凡例を分かりやすく簡潔に明記するのが、エクセル上達の秘訣だ。
例文3.仕事でCAD設計をしている所為か、様々な図面を眺めては凡例に何が記されているのか見るのが趣味になってしまった。
例文4.どんなに上手に図面が描けても、凡例が間違いだらけなら意味がない。
例文5.歴史書などは最初にまるで注意書きの様に、凡例がいくつも記されている。

「凡例」の解説の様な例文です。

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凡例の会話例

  • エクセルのグラフ作成が分からなくて、また教えてくれない?

  • 今度はどうしたんですか?

  • 凡例を入れるのは分かったんだけど、その操作法を忘れたんだよ。

  • まったくもう、いいですか。最初にグラフツール、次にデザイン、データの選択択とクリックして下さい。その後は(以下略)…となると、凡例の修正ができます。

Excelが苦手な同僚男性に女性が教えている様子です。

凡例の類義語

凡例の類義語には、「ラベル」「張り紙」「プレート」「荷札」などの言葉が挙げられます。

凡例まとめ

「凡例」は元々は図面の記号を説明したり、古書などで巻頭にある注意書きの様なものでしたが、現在はエクセルなどの表計算ソフトでグラフ作成時のデータ系列のタイトルとして多く認知されています。それは、折れ線グラフや棒グラフが何を表示しているのか分かりやすくする為に、名称を付けているのが「凡例」です。

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