「凡庸」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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凡庸(ぼんよう)

みなさんも一度は聞いたことがある言葉「凡庸」。凡庸な人、凡庸な作品といった使われ方をしますが、良い印象というより、あまり良くない印象として用いられています。今回はその「凡庸」についてわかりやすく解説していきます。

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凡庸の意味とは

「凡庸」の意味は特に優れた所がなく平凡なさまをいいます。人だけではなく、物に対しても使われることがあります。また、「凡庸性」と「汎用性」が混同する間違いが広まっています。「凡庸性」というのは存在しない言葉で、間違った表現です。これも覚えておきましょう。

凡庸の由来

凡庸という漢字を「凡」と「庸」に分けます。「凡」はもともと象形文字(ものの形をかたどった文字)であり、風を受ける帆から成り立っている漢字です。帆は様々な方向から風を受けるため、それが転じて「すべて」という意味を持つようになりました。「庸」には様々な意味がありますが、並みであることや変わりばえしない等の意味があります。ふたつを合わせると「すべてが並みである」となり、それが特に優れたことがなく、平凡なさまという意味に繋がっています。

凡庸の文章・例文

例文1.あの人の作る作品はいつも凡庸で退屈だ。。
例文2.凡庸な人にならないようにスキルをつける努力を重ねた。
例文3.凡庸な人は常にチェレンジをしていない。
例文4.只々、凡庸な日々を送ることに飽きを感じ、刺激を求めてギャンブルに手を染めた。
例文5.凡庸で優しいだけの無害な男。
例文にある通り、凡庸にはマイナスのイメージがあるので、使い方は注意しましょう。

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凡庸の会話例

  • 絵をかいて先生に提出したんだけど、凡庸な作品だねって言われちゃった…。

  • えっ、そうなの?ちょっと見せてみてよ。

  • これなんだけど…。そんなに凡庸かなあ?

  • うーん…、たしかにそうかも。もうちょっと工夫するといいかもね。

凡庸だと言われないためにも、日々の努力を欠かさず続けることが大切です。

凡庸の類義語

「凡庸」の類義語には、「人並み」や「陳腐」、「平凡」等があります。

凡庸まとめ

「凡庸」の意味、由来、例文等を解説しましたが、いかがでしたでしょうか。類義語にもある「平凡」とは少し違い、マイナスなイメージがあることが分かったと思います。凡庸であるという評価はあまり受けたくないものですね。また、「凡庸」と「汎用」を誤って使っている方も多いので、間違えないように気を付けましょう。

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