出納(すいとう)
「出納」という言葉の意味をご存知でしょうか?あまり見慣れない、聞きなれない言葉ですよね。ほとんどの会社では税理士に頼んでやってもらっているところがほとんどで、日常ではほとんど使用されず、簡単な漢字ですが特別な読み方をするのでここで覚えておきましょう。今回は「出納」について詳しくご紹介していきます。
出納の意味とは
「出納」とは、現金の入金(収納)や出金(支出)について日々細かく管理することです。現金や預金は、会社にとって重要な「資産」です。その資産を日々把握することが、会社の現状把握にとても重要なことです。その重要な現状把握をするためのひとつの業務を「出納」業務といいます。また、平安時代に役所や寺院などで物品の出し入れを役職とした者のことを「出納」と呼んでいました。
出納の由来
現代では、「出納」を「すいとう」と読むのが一般的ですが、「しゅつのう」と読むこともできます。昭和時代の初期の辞書では「出納」を「しゅつのう」と読むようでしたが、現代の辞書では「すいとう」と読むのが一般的となったようです。
出納の文章・例文
例文1.会社の金銭の出納は出納帳を確認する。
例文2.エクセルを使って家計の出納を管理する。
例文3.今月の出納はバランスが悪い。
例文4.母は銀行に行って現金を出納した。
例文5.出納の帳簿を記す。
出納の管理は大切です。
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出納の会話例
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昨日の○○先輩の送別会お疲れ様でした。私泣いてしまいましたよ。
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彼は自分の会社を立てるそうで、めでたいことだよ。○○君が辞めてしまったから、彼の代わりとして今月から君に新しい仕事を頼んでいいかな?
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そうですね。ちゃんとお祝いとしてプレゼントもあげました。新しい仕事ってなんですか?
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会社の出納の管理をお願いしたい。来月から頼むよ。
会社の出納は会社の根幹にかかわる大切な仕事であり、責任も重大です。
出納の類義語
「出納」と関連する言葉には「収支」「会計」「採算」「精算」「決算」などがあります。
出納まとめ
今回は「出納」について詳しくご紹介しました。「すいとう」という特別な読み方をすることがわかりました。出納帳でお金の流れを可視化することにより、金銭がどこからきてどこに出ていくのかがわかるようになります。また、不正を防止することもできるので、出納帳の重要性は高いですね。