初志貫徹(しょしかんてつ)
初志貫徹とは、初心を貫くとも言われ、最初に定めた志を最後まで貫き通すことです。そのため約束を実行するという、心の硬い人間の有様を表現します。初志貫徹の意気込みは最後まで立派であるべきなのです。初志貫徹を成し遂げる時には、周囲の評価も確かとなります。まだ実現していない未来を表現しても、それは取らぬ狸の皮算用と言われます。実現して尚余りある際に、人々の信頼を勝ち取るのです。初志貫徹ではことばだけに終わらない実現力を示しています。
初志貫徹の意味とは
初志貫徹の意味は、始めの志を貫くという内容です。初志貫徹では、そのさまざまな困難にもめげず、最初からの願を果たすという決意を実現する意志力を指しています。意志力に関しては、始めのうちだけであるとか、三日坊主ということばもある中で、このように、願を果たすという実行力を褒めることばとして、優秀な初志貫徹になります。
初志貫徹の由来
初志貫徹の由来は、はじめの志というもので、入学当初の願を成功に収める姿や、年初の目的を実行して実現するという内容になり、その四字熟語の意味そのままになります。志半ばでという言い方も有る中で、意志を通して実行するというのには、たゆまない努力が必要とされます。ですので、初心の通り実現した時に、このような表現をすると良いでしょう。
初志貫徹の文章・例文
例文1.初志貫徹を実行した暁には大きな成果が得られる
例文2.彼の仕事ぶりは初志貫徹以上の働きでした
例文3.初志貫徹に際して、他人が言うべきことではなく、本人の意思が大事だ
例文4.初志貫徹の志でこの勉強をし続けて、大学合格を果たした
例文5.初志貫徹この意志力があれば、問題解決は近いうちに果たせるだろう
初志貫徹の意志力というものは、それを必ず守り行うという実際の実行力を表しています。その困難にもめげずというのは、強い精神力も意味しています。約束を果たすためにという強い精神は、称賛に値します。
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初心貫徹の会話例
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君は退職までの5年間ずっと変わらず真面目だったね
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入社した時と変わらず手を抜かず真剣に仕事しようとずっと決めていましたので
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見事に初心貫徹できたね!本当に素晴らしい働きぶりだったよ!寂しいけど、新天地でも頑張ってね!
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はい、ありがとうございます!
初心貫徹を用いた会話の例になります。
初志貫徹の類義語
初志貫徹の類義では、「首尾一貫」や「有言実行」というものがあります。どちらも、自分の言ったことを守るという、約束を実行する実力というものでしょう。これは、スキルの有る無しに関わらず、人との約束を守るという忠誠心に依るものです。
初志貫徹まとめ
初志貫徹のことばでは、実行力を伴うこと以上に、実力を意味します。実力とは前進する力ですし、なにがなんでもやり抜くという姿勢を表します。それが自分の環境と世界を形作ると言っても過言ではないのです。