「南都八景」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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南都八景(なんとはっけい)

「南都八景」とは「東大寺の鐘や春日野の鹿など、奈良市に点在する八か所の景勝地」です。要するに奈良市にある素晴らしい景観で知られる有名なスポットで、これらは一説によると室町時代の頃から存在した大変歴史深いものなのです。全国から「南都八景」目当ての観光客も多く、それが奈良の目玉でもあります。そんなあまりにも有名であり、地元住民の誇りでもある「南都八景」の解説をさせて頂きます。

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南都八景の意味とは

「南都八景」の意味は以下の通りとなります。
(1)奈良市の八つの景勝地で、東大寺や興福寺などの優れた景観が楽しめる場所の事。
(2)平安京や奈良県の異称である南都に点在する八つの素晴らしい風景スポット。
”南都”は「平城京の異称」「奈良県または奈良市の異称」「奈良の興福寺」、”八景”は「国や地域で優れた八か所の景色」です。そこから、「南都八景」は奈良市に点在する風景が素晴らしい八か所の場所で、東大寺の鐘、春日野の鹿、南円堂の藤、猿沢池の月、佐保川の蛍、雲井阪の雨、轟橋の旅人、三笠山の雪の事です。これらは全て漢字四文字で表現出来るのが特徴で、東大寺鐘、春日野鹿、南円堂藤、猿沢池月、佐保川蛍、雲井阪雨、轟橋旅人、三笠山雪ともなります。奈良県及び奈良市は歴史的にも重要な場所で、奈良時代があった事からも現在も神武天皇陵など天皇家と縁深いスポットがいくつも点在しています。その関係性から、東大寺など奈良には歴史的な文化財が多く、それらを八景として大切に守っています。

南都八景の由来

「南都八景」は室町時代の僧・蔭涼軒主の「蔭涼軒日録」に初めて文言が記され、その後は江戸時代の絵図に登場します。

南都八景の文章・例文

例文1.南都八景は全国屈指の絶景スポットなだけでなく、歴史的な価値も含めて一見の価値はある。
例文2.奈良に旅行に訪れたら、南都八景に行かないのは勿体ない。
例文3.南都八景の他にも、春日大社や大仏殿など世界遺産に登録されているものが多数あり、京都に負けない観光地だ。
例文4.日本を代表する景観の奈良の南都八景だが、他にも全国には近江八景や金沢八景もある。
例文5.両親は南都八景に行く事を本当に心から楽しみにしていたが、コロナ蔓延で念願が叶わずに落胆している。

絶景である奈良の「南都八景」についての例文です。

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南都八景の会話例

  • 最近良い事が何にもないんだよ。仕事では詰まらぬミスを連発したり、体調が悪くなって入院したりと散々だよ。

  • もしかしたら、悪いものに憑りつかれている? 悪霊や怨霊系の祟りかも…。

  • ちょっと驚かさないでくれよ。俺は小心者なんだから…。でも、御払いとかした方がいいのかな?

  • それは自分の判断次第だけど、私ならきっと、奈良の南都八景を巡り心身をリフレッシュして気合を入れ直すかな。

災難続きの男性が同僚女性に相談している会話です。

南都八景の類義語

「南都八景」の類義語には、「近江八景」「金沢八景」「日本新八景」「日本三景」などの言葉が挙げられます。

南都八景まとめ

「南都八景」は奈良市周辺の絶景スポットで、東大寺の鐘、春日野の鹿、南円堂の藤、猿沢池の月、佐保川の蛍、雲井阪の雨、轟橋の旅人、三笠山の雪の八か所です。奈良はかつて都が置かれて奈良時代と呼ばれていた歴史からも伝統的な観光名所が多く、それらの中でもこの八か所は景勝として特別な場所として大切にされています。

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