「号泣」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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号泣(ごうきゅう)

「号泣」は幼児というイメージがありますが、大切な人が亡くなったり大事な勝負で負けた選手が人目をはばからずそうなってしまう事も多々ありますよね。また、芸能人などが「号泣」すると、それがニュースで大きく扱われるので、人々の興味や関心がある行為には違いがありません。それでは、より詳しい解説となります。

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号泣の意味とは

「号泣」の意味は以下の通りとなります。
(1)大声で泣き叫ぶ。泣く様子の一つで、大声で叫ぶほど感情が高まっている。
(2)大粒の涙が溢れる姿。
芸能人でも特に女性アイドルや女優が大粒の涙を流すと、それは「号泣」という扱いになるのが最近は増えている気がします。元々は、大声で泣き叫ぶ姿が号泣でしたが、近年の調査によると間違っているとされる”激しく泣く”のも「号泣」と世間では認知されています。よって、この使い方は本来は誤用ですが、広く使用されているので、現在は問題なしと認識するべきです。また、「号泣」の”号”には、叫ぶ・大声を出すという意味があるので、そこから大声で泣くとされるが、若い人などは少し涙が出ても「号泣」と表現する事が多くなっています。映画を観て号泣した、ラブソングを聴いて号泣したという使い方で、そこには感情の高まりや感動して涙が溢れたら、「号泣」と認定するようです。本来はこれらは「感涙」が相応しいですが、それよりも「号泣」を選ぶのが最近の傾向です。

号泣の由来

「号泣」の文字由来は、大声を出すなどの”號”がより簡単な”号”になったとされています。何時代にどの様に広がった等の詳細は不明です。中国語にも「号泣」は存在し意味も同じなので、それが入ったと推測できます。文献としては、室町時代の注釈書「蒙求抄」に「号泣」を使った一文が残されています。

号泣の文章・例文

例文1.母親が大病になり、知らせを聞いた時は思わず号泣したが、その後は入院して体調が回復して安心した。
例文2.年々涙もろくなり、今では娘の運動会の映像を観るだけで号泣するほどだ。
例文3.出席した結婚式で新郎が号泣していて、思わず笑ってしまった。
例文4.お笑い芸人が謝罪会見で号泣していて、今後の活動は大丈夫なのか逆に心配となった。
例文5.震災や台風被害のニュースを見ると、感情や個人的な思いが高まるのか号泣したくなってしまう。

涙が溢れる様々な状況での「号泣」を使った例文です。

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号泣の会話例

  • 女性って感動する映画って大好きですよね?

  • もう涙を堪えて堪えて、最後の瞬間で号泣というのが最高なの!

  • 男はそんなに感動映画は好きではないからね。派手なアクションが好みで、感動する暇なんかないですよ。

  • だから感情が豊かにならないの。時々は、号泣する方がメンタル的にも良いよ。夜もぐっすり眠れるし。

女性は「号泣」するような感動映画が好きという会話です。

号泣の類義語

「号泣」の類義語には、「感涙」「慟哭」などの言葉が挙げられます。

号泣まとめ

「号泣」とは、本来の意味は大声で泣き叫ぶほど感極まった状態ですが、今では激しく泣く状態もその様に扱われています。また、女性の多くは、感動して泣いてしまう状態でも「号泣」として、そこで男性との温度差があります。そこには、女性アイドルや女優などが泣いているシーンを「号泣」とメディアが扱う事も関係がありそうです。

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