「同担拒否」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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同担拒否(どうたんきょひ)

同担拒否とはアイドルグループやアニメの応援しているアイドルやキャラクターを他の人が応援する事を拒否するという意味です。ネットと言うより、SNSがこれだけ普及すると、その界隈だけの専門用語が思わぬ形で世に広まるようになります。今回の同担拒否も元々はアイドル用語なのですが、最近はそこまで熱狂的なファンでなくても、普通の感覚で使われています。端的に言うと、同じアイドルやアニメキャラが好きな人を否定・拒否する事となります。どうも分かり難い意味でもあるので、さらに詳しく解説させていただきます。

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同担拒否の意味とは

同担拒否はアイドルグループやアニメの応援しているアイドルやキャラクターを他の人が応援する事を拒否するという意味であり、「同じ担当を拒否する」という言葉が省略されてこの言葉が出来ています。同担拒否にはアイドルやアニメファンの複雑な心境が反映されているのが、根幹にはあります。これまで、同じアイドルファンなら仲良くなれると思われていましたが、そこには自分だけで独占したいという感情も芽生えるようです。ですから、仮に複数人が所属するアイドルグループがあるとして、友人知人などがそのメンバー毎にファンが分散していれば一番うまくいく状況なのですが、ある特定アイドル一人だけに本人や友人が被ってしまうと、どうも面白くない状況となります。要するに、独占欲の表れであり、仕舞いには同じファンとは一緒にいたくない心境となります。これらを総じて、同担拒否(どうたんきょひ)と言います。

同担拒否の由来

元々はジャニーズ事務所のアイドルへの熱狂的ファン達の間で使われていたのですが、いつしかアイドルファン全般からアニメなどオタクファンでも使用されるようになりました。「同担拒否」の”同担”は、同じ担当を略したもので、アイドルファンの間では、これまた専門用語で「担当」と言う言葉が使われていました。”担当”の前に、好きなアイドルの名前を付ける事で、”鈴木担当”や”石井担当”のように使います。ですから、同じアイドルファンが好きなのを拒否する事で、「同担拒否」となります。

同担拒否の文章・例文

例文1.クラスメートが実は同じアイドル好きでショック。同担拒否になりそう
例文2.同担拒否をしたいけど、友人との距離感から本音では難しい
例文3.SNS上には同担拒否の声が溢れている
例文4.同担拒否を克服して、今では同担歓迎になった
例文5.同担拒否ばかりしていると、心が狭くなるので気を付けている
アイドル好きの専門用語なのですが、最近はそこまでのファンでなくても、ノリとして使われる事もあるので、そこが例文などでも難しくなります。一般人はその雰囲気だけでも理解できれば十分でしょう。

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同担拒否の会話例

  • 最近気に入っている歌手がいるんだけど、歌も上手いし見た目もいいからファンになっちゃったよ。

  • その歌手知ってますよ!
    私も大ファンなので!

  • でも君より、僕の方が熱中度合いは上だと思うよ!

  • 同担拒否ってやつですね。私の方が上ですよ!

この言葉が表す状況になると、喧嘩のような状況にもなるかもしれませんね。

同担拒否の類義語

同担拒否の類義語には、「条件発動型同担拒否」などの言葉が挙げられます。これらもアイドルやアニメファンの専門用語となります。

同担拒否の対義語

同担拒否の対義語には「同担歓迎」「DD(誰でも大好き)」などがあげれます。

同担拒否まとめ

アイドルやアニメファンはスラングと呼ばれる、独特のコミュニケーションの中でいくつもの専門用語を生み出し、それらを日常的に使用しています。本来はファン同士だけで使われていたのですが、最近はSNSがあるのでこの言葉を見掛けたそこまでのファンでなくても、使う事が多くなり、それが普通の人も興味を示すようになっています。「同担拒否」は、同じアイドルやアニメなど、好きなものが他人や友人などと一緒になるのが心理的に嫌になる気持ちと理解しましょう。実際は、嫌な気持ちだからと言ってハッキリ行動する事はなく、これもアイドルファンらしいです。

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