名伯楽(めいはくらく)
名伯楽は優れた資質を持った人を見抜いて、成長させる人物の事を指す言葉です。身のこなしや言葉遣い、服装などから普段その人がどのような生活をしていてどういう性格なのか多少は知ることもできるかもしれません。またその人の才能であったり、性格であったり初対面でもある程度わかる人ももしかしたらいるかもしれません。特に人の資質を見抜くことができればとても便利であることでしょう。そんな人のことを表す言葉として名伯楽というものがあります。今回は、名伯楽について説明していきたいと思います。
名伯楽の意味とは
名伯楽は、優れた資質を持った人を見抜き、成長させる力のある人物という意味を持っています。
スポーツ界などではプロ野球の野村克也氏、星野仙一氏、女子マラソンで日本に初の金メダルをもたらした高橋尚子選手を育てた小出義雄氏などが有名な名伯楽ではないでしょうか。
名伯楽の由来
名伯楽の「伯楽」には古代中国の伝説的な馬の目利きの名前であり、その言葉に「名」という言葉が組み合わさって名伯楽という言葉が成り立っています。
名伯楽の文章・例文
例文1.優秀な人材をヘッドハンティングして、名伯楽と呼ばれるマネージャーの下で育てる
例文2.環境に恵まれず、伸び悩んでいたアスリートの卵を名伯楽な彼女が選手としてチームに引き入れ、見事トップアスリートとして活躍する。
例文3.採用担当に名伯楽な人材を割り当てる。
例文4.彼は名伯楽で美術品を鑑定し、偽物かどうか見分けることができる。
例文5.人を見る目は一級品で名伯楽と呼ばれる彼女が太鼓判を押すのだからいい人に違いない。
これらから名伯楽という見分けることができるさまを表すときに使われます。これらの例文のように多くの場面で名伯楽は使うことができるので是非覚えておいてください。
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名伯楽の会話例
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あのコーチが監督になってからというもの勝ちが続いているよね。
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そうだね。それに彼は名伯楽だから資質を持った選手を次々にチームに加えているしね。
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選手の強みを生かせず、勝てないこともあるのに本当にすごいと思うよ。
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今後のチームの活躍に期待だよ。
名伯楽はアスリートなどの才能を見抜くことができることを表現するのにとても適した言葉です。なのでこのような状況であれば使うことができます。
名伯楽の類義語
名伯楽の類義語には、「プロフェッショナル」「エキスパート」「有識者」「玄人」「ベテラン」などがあります。
名伯楽まとめ
名伯楽は、専門的な知識があるからこそ資質の持った人を見抜けるという点から類義語としては有識者やプロフェッショナルなどが挙げられます。類義語も合わせて意味を覚えておくと便利なのでよいでしょう。