呆気にとられる(あっけにとられる)
みなさんは呆気にとられたことはありますか?誰しも一度はあるのではないかと思います。予想外のことが起きて、口がぽかんと空いてしまって、あきれて何も言えない。そんな時に使われる「呆気にとられる」について解説していきます。
呆気にとられるの意味とは
「呆気にとられる」の意味は驚いて、呆れているさまを表しています。また、びっくりして口がぽかんとあくような、思いがけない出来事が起こった際の表現として用います。
呆気にとられるの由来
「呆気にとられる」の「呆気」には、ぼんやりとしたさまを表す擬音語「開口(あんけ)」からという説と、口を開けるという意味の「明{あけ)」から転じたという説があります。「とられる」には、そのような状態に取りつかれるという意味があります。
呆気にとられるの文章・例文
例文1.呆気に取られて、その場て立ち尽くしてしまった。
例文2.いつもおとなしい人が怒ったので、呆気にとられた。
例文3.天気予報では晴れの予報だったので、突然の土砂降りに呆気にとられた。
例文4.彼のあまりにも無礼は発言に呆気にとられてしまった。
例文5.呆気に取られて、開いた口が塞がらない。
呆気にとられるはまったく予想していなかった事が起きたときに用いられます。
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呆気にとられるの会話例
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ねえねえ、聞いて。この前あったことなんだけど。
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え?何があったの?
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A君があまりに不謹慎なことを言ったから、その場にいたみんなが呆気にとられちゃって。あの空気に耐えられなかったよ。
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A君たまに突拍子もないこというからなあ…。本人に悪気はないんだろうけどね。
みなさんにもこんな風に呆気にとられたこともあると思います。意外と日常生活の中では多くあるケースなので、言葉の意味も正しく理解をしておくといいでしょう。
呆気にとられるの類義語
「呆気にとられる」の類義語には「開いた口が塞がらない」、「唖然とする」等があります。
呆気にとられるまとめ
「呆気にとられる」の意味、由来、例文について解説しました。呆気にはただ予想外のことが起きて驚くという意味だけでなく、呆れてものが言えないという状態であることが分かったと思います。使う場所や、シチュエーションごとに使う言葉は変わるのでしっかり覚えておきましょう。