嘘も方便(うそもほうべん)
「嘘も方便」とは、嘘をつくという事は基本的には悪い事なのだが、時と状況によっては嘘をつく事が必要な状況も存在するということ。の意味で使われる。「嘘も方便」とは、自分がついた嘘を肯定しようとする使用方法は、厳密には違ってきます。近年間違った使い方が増えてきている「嘘も方便」の意味や正しい使い方を解説していきます。
嘘も方便の意味とは
嘘をつくことは駄目だが、使う時と状況によっては嘘が必要な状況も存在する。という意味で使用されている。近年では、怒られるのを避ける為に嘘をつく。という間違った使い方をする人が増えてきています。
嘘も方便の由来
言葉の由来は仏教からきている。「嘘も方便」の方便とは仏教語では仏が衆生を教え導くための便宣的な方法の意味がある。以上のことから嘘が便宣的な手段となる。という手段や訓えになった。なので、「嘘も方便」ということわざは仏教が由来とされている。
嘘も方便の文章・例文
例文1.好みではない物をもらったが、ありがとうというのは嘘も方便だ
例文2.元気かどうか聞かれたので、体調が悪かったが心配かけたくなかったので嘘も方便で元気と伝えた
例文3.苦手な物があったのだが、嘘も方便で喜んだ
例文4.以前にも同じ自慢話を聞いたのだが、初めて聞いたような反応をした。嘘も方便だ。
例文5.
間違った使い方として、上司に気分がよくないから休むと電話をした。嘘も方便だよね。これは自分を守る嘘となるので使い方は正しくない。
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嘘も方便の会話例
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この間友達と映画をみたんだけど一回見た映画だったんだよね。
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その時どうしたの?
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初めて見る映画だから楽しみって嘘ついちゃった。
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相手を気遣ったんでしょ。嘘も方便だよ。
嘘を使う事は駄目な事だが、使い方によっては人を傷つかない嘘もあります。
嘘も方便の類義語
「嘘も方便」の類義語は「嘘は世の宝」が挙げられます。
嘘も方便まとめ
ビジネスや日常生活で多く使われている「嘘も方便」なのですが、意味をしっかりと理解しないで自分自身が傷つかないように都合よく嘘を肯定していた時も多数あったはずです。嘘をつくのは駄目な事だが、これからは是非正しい使い方を活用していきましょう。