「嘘八百」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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嘘八百(うそはっぴゃく)

「嘘八百」はあまりにも有名な諺で、今更説明が不要ではないでしょうか。最近では映画タイトルともなり、それぐらいキャッチーで大勢の国民にも親しまれている言葉となっています。言葉としては、単なる”嘘”よりも一段と強調させる為に”八百”を付け足したのでしょう。それでは、嘘ばかり吐いていると後ろ指を指され言われてしまう「嘘八百」について調べてみました。

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嘘八百の意味とは

「嘘八百」の意味は以下の通りとなります。
(1)嘘だらけ。多くの嘘。数々の嘘。
(2)嘘ばかり吐く。全てがでたらめで嘘ばかり。嘘を何度も言う。
”嘘”は「事実ではない」「騙す為に言う」「本当ではない」、”八百”は「非常に多い」「数の多い例え」となり、あまりにも多い嘘を「嘘八百」となります。端的に言うなら、少しばかりの嘘や嘘吐きではなく、桁違いの大嘘や大嘘吐きが「嘘八百」です。実際に使う際には、「嘘八百を並べる」「嘘八百をでっち上げる」「嘘八百ばかり」といった感じになります。

嘘八百の由来

「嘘八百」の由来は正確には判明していません。一説によると、江戸時代頃から数が多い事を「八百」と
使い始め、その影響もあり嘘にも合わせて「嘘八百」としたのが始まりとされていますが、確証は得られていません。

嘘八百の文章・例文

例文1.嘘八百ばかりの悪友が、これが最後だから一万円を貸してくれと頼んできたが、今回は流石に断った。
例文2.全員とは言わないが、多くの芸能人やユーチューバーは嘘八百をどれぐらい吐いたかが、一つの勲章めいたものだ。
例文3.子供の頃から冗談ばかり言ってきたので、母親からは今でも「この子は嘘八百ばっかりで、口から先に生まれてきた」と言われる始末である。
例文4.芸能人の嘘八百と言えば、何と言っても明石家さんまだろう。
例文5.政治家は嘘八百の集まりで、それこそ公約を全うする気すらないのに選挙の度に平然とまた嘘を吐くのだから大した玉だ。

「嘘八百」を芸能人や政治家などに用いた例文となります。

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嘘八百の会話例

  • ごめん。今週は絶対に大丈夫だから。

  • また、嘘ばかり。先週も先々週も、それから今まで何度も大丈夫って言いながら、結局は仕事や体調が悪い、疲れているって言って子供達と遊びにいかないじゃない。

  • それでも、今度は本当に大丈夫だから。約束するよ。

  • 本当よ。もし今度も破ったら、嘘八百な夫ってレッテルを貼るからね。

子供との約束を何度も破る夫に対して、妻が小言をぶつける会話です。

嘘八百の類義語

「嘘八百」の類義語には、「大嘘」「真っ赤な嘘」「嘘っぱち」「二枚舌」などの言葉が挙げられます。

嘘八百まとめ

「嘘八百」とは大嘘吐きの事で、普段から嘘ばかり重ねる人や平然と嘘を言い続ける人を表現した言葉です。”八百”という数が多い意味の言葉を”嘘”に付け足す事で、より嘘吐きであると強調をしています。

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