国連軍(こくれんぐん)
世界には様々な国があり、その国にはそれぞれ軍やそれに近い機能を持った組織が存在しています。例えば、日本であれば自衛隊という組織が存在していますが、その機能は自衛という目的にのみ際してのみ発動されます。国外においては自衛のためのみならず、積極的な軍事介入を行うような体型の組織も存在しています。そして、これは国という単位のみならず、国際連合という組織にも「国連軍」というものが存在しています。この国連軍に関して解説をしていきたいと思います。
国連軍の意味
国連軍というのは、国際連合の指揮のもとに活動する軍組織のことです。国連軍という存在には、いくつかの定義があります。
1.強制行動型国連軍=平和維持に対する措置として、強制的に軍事措置をとることができるとされています。
2.朝鮮戦争における国連軍=朝鮮戦争の折にアメリカを主軸とした多国籍軍。
3.平和維持活動型国連軍=強制行動ではなく、平和維持活動のための組織。
ちなみに、国際連合安全保障理事会や国際連合総会の決議で、各国から派遣された軍隊は国連軍とは異なるものになります。
国連軍の由来
国連軍の発足は、1950年の朝鮮戦争における多国籍軍が由来となります。このことがきっかけで国連軍に関する条文が加わることとなりました。
国連軍の文章・例文
例文1.国連軍というのはどういう時に編成されるのだろう
例文2.国際連合には国連軍というものが存在している
例文3.国連軍が編成されるとしたら、かなり大規模な作戦になる
例文4.国連軍が編成されないような世の中になることを願っている
例文5.国連軍と多国籍軍は違うようだ
国連軍に対しての認識や、多国籍軍との違いに関しては曖昧な点もあります。
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国連軍の会話例
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大規模な戦争が起こることを予想して、国連軍が編成される可能性があるらしい。
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ほんとですか!?
国連軍としての編成は史上初ですね。 -
もちろんまだ、可能性段階の話だからなんとも言えないがな。
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そうなったら私たちも国連軍に編成されるのでしょうか。
国連軍は各国の軍組織から召集・編成されるため、軍に在籍していると言っても全員が国連軍に編成されるわけではありません。
国連軍の類義語
国連軍と近い意味を持つものとしては、「多国籍軍」「PKF(Peace Keeping Forces)」が組織のイメージとしては近いものになるでしょう。
国連軍まとめ
最後に、国連軍とは国連加盟国の各軍組織から兵を集めて組織再編するので、かなり大規模な組織であり、また大規模な作戦にのみ適用されるものです。しかし、現状でこの国連軍が編成されたのは朝鮮戦争の多国籍軍を除いて1度もありません。