増税メガネ(ぞうぜいめがね)
「増税メガネ」とは「国民生活を増税で苦しめるイメージが定着した岸田総理を揶揄するニックネームでありネットスラング」です。日本を代表する総理である以上は良くも悪くも一挙手一投足が注目され、少しばかりの失言や失策でも大衆から大批判を浴びてしまいます。それほどの重責ある仕事が総理という役職ですが、これまでの薄給に加えて近年は物価高や増税もあってギリギリの生活を続ける庶民は怒りが爆発寸前なところに、「増税メガネ」という言葉がネットで投稿されると大勢が共感をして岸田総理への批判で使うようになったのです。
増税メガネの意味とは
「増税メガネ」の意味は以下の通りとなります。
(1)岸田総理を揶揄するニックネームで、2023年8月後半にトレンド入りして話題となった。
(2)国内の物価高や増税には無関心ながら外国には経済対策で「バラ撒き」を続ける事への国民の怒りから、普段は眼鏡を掛けている岸田総理を揶揄する言葉としてネットは盛り上がったが、一方では眼鏡は無関係と批判する声も出てトレンド入りと同時に日本の分断を象徴する出来事になった。
”増税”は「税率を上げて税額を増やす」「税率を上げて国民の税負担額を重くする政策」、”メガネ”は「近視や遠視などの視力を調整する器具」で、国民への税負担を重くする政策を取ってばかりな眼鏡を掛けている岸田総理を揶揄するネットスラングが「増税メガネ」です。岸田総理にとっては大変な不名誉であるのですが、これまで政治家に限らず有名人などは特にネット上ではこのような皮肉めいたニックネームが数多く付けられてきましたが、その多くをメディアは常識として無視してきました。なぜなら大半は体の特徴や失敗した出来事などをバカにして付けられたので、敢えて取り上げる必要もないからです。しかし、この「増税メガネ」に関しては国民の大多数が思っている不満を的確に表したとして、2023年8月25日から26日にかけてTwitter(X)は大変な盛り上がりを見せてトレンド入りとなったのです。その背景には岸田総理は国民には重い税負担をお願いするのに、外国には援助という名目で何千億ものお金を簡単にばら撒く事への不満があり、遂には怒りが爆発して「増税メガネ」となり共感する人々が相次いでリツイートをしたのです。その一方では、政権寄りというか岸田総理に好意的な人々や眼鏡愛好者らは「眼鏡に罪はない」と擁護する声も出ましたが、それ以上に批判や同調する声が上回ったのです。中でも兵庫県明石市の元市長・泉房穂氏が岸田総理へ苦言のような投稿をすると共感者が相次ぎ、メディアも記事として取り上げる事態になりました。岸田総理の眼鏡姿を揶揄する言葉としては問題あるでしょうが、今回の盛り上がりから今後は何かしらの不満が高まると、国民はさらに過激な言葉を投じる事になるでしょう。
増税メガネの由来
「増税メガネ」は岸田総理を揶揄する言葉として2023年8月25日のTwitter(X)などで盛り上がりトレンドになりましたが、その布石として前々月の6月にサラリーマンへの給与所得控除の見直しなど「サラリーマン増税」が議論された事への反発で、またこれまでの経緯から「増税」や「物価高」が大きな不満で国民には燻り続け、「岸田総理」=「増税」から「眼鏡」を合わせたのが絶妙として盛り上がったのです。
増税メガネの文章・例文
例文1.今年だけで増税メガネは一体どれだけ海外にばら撒いたんだ!
例文2.個人的には増税メガネよりも、前副長官疑惑や桜を見続ける会で何もしない検察の対応に強い憤りを覚える。
例文3.「くそー、ネットのガキどもが俺様を増税メガネだと、おい最高級のコンタクトレンズを1年分買ってこい」と国のトップが言ったとか言わなかったとか。
例文4.今度は増税メガネが変化して育毛メガネや親バカメガネやメガネびいきと言われそうだ。
例文5.もし減税をしたら増税メガネが減税メガネになるのかと言えば、絶対にならないだろう
。
「増税メガネ」を使った例文となります。
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増税メガネの会話例
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どうしたの、そんなに深いため息を吐いて?
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うーん、この前は給料が上がったって喜んだ話をしたでしょう。
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うん。したね。総額が2万円は増えるって喜んでいたじゃない。
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でもね、給料は確かに上がったのよ。でも手取りはこれまでより少し減っているのよ。いったいどういう事よ。これも全部、あの増税メガネが悪いの? 誰か教えてよ!
給料は上がったが手取りは減ったと悔しさや悲しさで途方に暮れるという内容です。
増税メガネの類義語
「増税メガネ」の類義語として岸田総理を揶揄するネットスラング「ばら撒きメガネ」「検討おじさん」「岸り人」などの言葉が挙げられます。
増税メガネの対義語
「増税メガネ」の対義語はありません。補足として「増税」の対義語は「減税」「減租」「税金還付」「税還付」「還付金」などの言葉があります。
増税メガネまとめ
増税を繰り返して庶民生活を苦しめる根源である岸田総理を揶揄するネットスラングが「増税メガネ」です。これまでの政治家に対する批判めいたニックネームよりも抜群の威力があり瞬く間に大勢に広まって、早くも2023年トレンドワードの大賞候補の最有力と言われています。岸田総理が今後も増税の舵取りを続けるかぎり、言葉の響きが良さからインパクト十分な「増税メガネ」が何かとネットに登場をしては騒動を起こしていくでしょう。