「売り買いは腹八分」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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売り買いは腹八分(うりかいははらはちぶ)

腹八分という言葉は、普通によく使われます。食事のことだけでなく、他のことに対しても使える言葉で、相場取引においても使われる言葉です。

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売り買いは腹八分の意味とは

売り買いは腹八分とは、相場取引の売買は、考えている八分程度のところで我慢しておくべきだという格言です。
ここで言う”八分”とは、数字的にそのようなことではなく、まだ少しは余裕がある状態を表します。今売買を行っても充分に利益が出る、しかし、もうちょっと待てばまだ上がるかも知れないという状態が正にそれで、そのような状態まできたのなら、そこで売って(買って)しまえということです。
次に相場がどう動くかは、当然誰にも分かりません。連日上がり調子の銘柄が急に暴落することも全く珍しくない為、いい調子に相場が動いている時でも、この言葉を必ず思い出しましょう。

売り買いは腹八分の由来

売り買いは腹八分の由来は、言葉のまま、相場取引の売買は腹八分の状態で我慢するべき、満足するべきということからです。
どれだけベテランの人でも、チャートの天井(もしくは、逆の底辺)で売買が行えるということはまずありません。それにどれだけ近いところで決済ができるかが、相場取引の最大のポイントとなりますが、そこまで待たずに少し余裕をもって決済することで、心にも余裕ができるというものです。

売り買いは腹八分の文章・例文

例文1.さっきのタイミングが正に売り買いは腹八分と言える時だった
例文2.売り買いは腹八分という基本を忘れて、つい熱くなってしまった
例文3.もう少し待ちたいところだが、売り買いは腹八分と言うのでここで決済した
例文4.売り買いは腹八分は確かに大事なことだが、今回は更に攻めてみようと思う
例文5.もう少しで売り買いは腹八分の状態になりそうだ
この腹八分という言葉は、何事においても大切です。”度を過ぎると反ってよくない結果になるかも知れない”という意味で捉えると、大事な金銭を投資して行っているだけに、相場取引こそ、この言葉が最も合うと言えるのかも知れません。

売り買いは腹八分の類義語

売り買いは腹八分の類義語は、同じく相場取引における格言の「頭としっぽはくれてやれ」です。ほとんど同じ意味で、チャートの天井や底辺は誰かにくれてやって、自分はその一歩や二歩手前で決済をして、それなりの利益を確実に出せという意味です。
この2つの言葉はセットで用いられることも多く、”売り買いは腹八分、頭としっぽはくれてやれと言うじゃないか”というような形でよくまとめて使われます。

売り買いは腹八分まとめ

売り買いは腹八分は、相場取引の基本とも言うべき格言であり、これを忘れて熱くなってしまうと、出たはずの利益を失うことにも繋がってしまいます。ベテランになるほど、この基本を守っている人が多く、常にこれを守れるようになれば、初心者を脱したと言っていいでしょう。

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